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『…おい、今すぐ飲むのをやめろ!』
「は?あ…グ…エゥ…」
『クソ師匠…来やがったか!やっぱりだめだった!俺たちが生きている時点で…くそったれ!おいインク、大丈夫か!』
(???視点)
心外だ。私はエラーを信じていた。こうも簡単に、世界の法則を破るとは。
(戻)
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ここは…どこだ?
『やぁ、来たのか。』
!?
『あぁ、別に喋らなくていいさ。喋れないし。君のことは知ってるよ。インク・サンズ…おっと、“アルトリス・インク”だったね。覚えているかな?』
…?
『混乱するのも無理はないだろう。名も知らない誰かからこんなことを言われるとね。どうやは君の記憶の1片は、エラー君とのソウルの結合によって何処かに飛んでしまったようだね。』
どういうことだ?
『一応、説明しておくよ。君が“インク・サンズ”だったときの、師匠って感じかな。』
師匠?俺にそんなやつはいない。
『無理に記憶を引き戻そうとしなくていいよ。自己紹介がまだだったね。私は“アルファ・サンズ”そして、エラー君の師匠“エラー404”の兄弟さ。』
…!
『思い出したかな。ふむ…どうやって説明すれば良いものか。簡単に言うと、君たちは、本来いないはずの存在だ。そしてまた、君がさっき飲んだインクも、この世にあってはならないもの。“トゥルーゴットバース”は君たちを観察していた。』
どういうことですか?
『君たちが、世界の法則を破ってしまわないかどうかを、ね。本来、君たちが生きているならば、真っ先に始末しなければならない。だが今回は甘く見てやったよ。だけど、君はあのインクを開発した。この世にあってはならないものを。喪われたものを取り戻すことは、絶対に許されない。君には気絶反応を、エラー君には“エラー404”を送ったよ。今頃どうなっているだろうね。』
…!
『そんなに怒らなくてもいいじゃないか。当然のことだ。さて…じゃあ、君を始末するとしよう。怯えないでいい…リラックスするだけだ…』