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記憶が途切れた。なぜ今になって思い出すのか。
攻撃は…まだ続いてる。敵の正体を視認できない。弾幕みたいな攻撃…あれが、“弾幕ごっこ”
なのかもしれない。似たような攻撃ならできる。ドリームのインクと、俺ならば…
「貫け。ドリームボウアロー。」
ドリームボウから複数の希望の矢を放つ技。広範囲で敵の居場所がわからないときによく使うものだ。今の状況にとっては最も最適と言える。
…攻撃が止んだ。消えたような感覚で、攻撃が止まった。
…ソウル。これしか考えられない。
この世界にもソウルがあるのか?
…もしくは、俺がここに来たからか。
立ち止まるのはよくなさそうだな。
〜数分後〜
霧が晴れてきた。ドリームにとって、ネガティブな感情や、それを感じさせるものが嫌いだ。霧も、ネガティブな感情を引き出すから、ドリームが霧を晴らしたのだろう。
もう一度、地図を見るか。
俺が今いるのは…霧雨魔法店…と、魔法の森の間。適当に歩いたが、結構進んでいる。まだ先は長い。早く急ぐとしよう。