太宰 『行くな!!織田作!!』
太宰「うわぁぁ!!…………はぁ…はぁ…はぁ…」
太宰「またこの夢………」
太宰「会いたいよ……織田作…安吾…」
太宰「今何時だろ……4時9分…」
太宰「眠くないから起きてようかな」
太宰「あ……ちゅうや……」
太宰「ちゅうや?ちゅうや。ちゅーや………ポロポロ」
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
中也「……んぁ?どーした太宰」
太宰「中也……ヒクッ…グスッ」
中也「……太宰の部屋に行ってやるから、ちょっと待ってろ。」
太宰「うん……グスッ」
太宰「中也……早く……」
´ー` )ノ🚪ガチャ
中也「太宰、どうしたんd……?!」
太宰「ギュウ…」
中也「はぁ………ナデナデ」
中也「また、夢見ちまったのか」
太宰「うん…ポロポロ」
太宰「僕はどうすれば良かったのかな…ポロポロ」
太宰「結局織田作に言われた事もまだできてないよ…ポロポロ」
中也「織田に言われたこと…??」
太宰「”人を救う側になれ。孤児を守れ。どちらも同じならば其方の方が幾分か素敵だ”って言われてね……」
太宰「結局僕はまだ、闇の世界にいる…」
太宰「ねぇ、中也。僕どうすればいいの……??」
太宰「いつもならすぐ分かるのに、今日はよくわかんないよ……ポロポロ」
中也「…………」
中也「俺はまだ、幹部を続けてて欲しい。」
中也『また……”織田”…か』
中也『俺がどんな思いをしてるかなんて、此奴はこれっぽっちも気にしてねぇんだろうな……w』
太宰「こっちの世界に残って欲しいって事……?」
中也「あぁ。………………なぁ。太宰」
中也「こんな時に言うのはズルいのかもしれねぇけどな。俺、太宰の事が好きなんだよ……」
太宰「………え?」
中也「好きな奴がさ、相棒の俺を置いて他の奴のとこに遊びに行って。俺には見せないような笑顔を見せて。しかも、そいつの事を楽しそうに話してるんだぜ?かと思ったら、今度は其奴のせいで好きなやつが泣いてるなんて、もう我慢できねぇよ」
中也「太宰。手前が好きだ。織田の事なんて忘れようぜ?俺が幸せにしてやるから」
太宰「ポロポロ」
太宰「ち”ゅ”う”や”……ポロポロ」
中也「なんだ……?」
太宰「中也は僕の事、置いて逝かない?1人にしない?こんな僕のこと愛してくれる……??」
中也「もちろんだ。愛してる」
太宰「ほんとに…?」
中也「あぁ」
太宰「僕の愛は重たいし、めんどくさいけどそれでも変わらず愛してくれる?」
中也「あぁ、手前のデケェ気持ち、全部受け止めてやるよ♡」
太宰「………♡」
太宰「中也、僕も中也が好きだよ」
中也「なぁ、太宰。俺と付き合ってくれねぇか?」
太宰「喜んで。」
ニコッ
チュッ♡
太宰「中也、ルール決めよ?」
中也「あぁ。俺からは、門限を守ること。遅くなるようだったら、必ず連絡すること。無理をせず、素直に俺に甘えること。 この3つだ。」
太宰「じゃあ僕からは」
太宰「毎日、僕と一緒に寝ること。寝る前と出かける前には、僕にキスする事。僕がかまって欲しい時にはちゃんと構って?遅くなるなら僕に連絡してね。徹夜は最高でも二徹まで。出張はなるべく入れないでほしいな…?他の女の人と関わらないこと。浮気したら絶対許さないから。あと、僕の事を治って呼ぶこと。僕の事を幸せにする事。」
太宰「まだまだいっぱいあるけど、それはその都度言うよ」
中也「あぁ。わかった。その代わり、手前も浮気はすんなよ、治」
太宰「!…うん!」
中也「なら、もうちょい寝ようぜ。まだ朝早ぇんだからよ」
太宰「ギュウ………離さないでね、中也」
コメント
2件
好きです!
ちょっっとまって!?最高すぎるんですけど? このあとの展開気になりすぎます!続きお願いします.˚⊹ ⁺‧( *´꒳`*)‧⁺ ⊹˚.