桜が咲く頃僕達は出会った。
時は入学式、僕高橋は立っているだけでドキドキしていた、なぜなら……
「やべぇ隣の子めっちゃ可愛い…」
僕は昔から可愛いものが好きだった。
今日の朝だって可愛い幼稚園児を見ていたら遅刻しそうになってしまった、ストラップだってほかの男子はかっこいいものを選ぶが、僕だけ可愛いものを選んでいた。
しかし、男の子しかも同い年の子を可愛いと思ったのは初めてだった
「ん、?」 と隣の子
やばい校長先生の話など気にせず無意識に見つめてしまっていた。
あのこと同じクラスなら……なんて…
教室に入り僕は座席表を見た
僕は真ん中の1番前のせきだ。
「後ろの人ごめんなさい、絶対見えなくなるよな……」
なんせ僕は193cmだ、なんてことを思ったとたん神は僕に味方したようだ。
ガラガラ……
「え!」
思わず声を上げてしまった
卒業式にいたあの子が同じクラスだったのだ
しかも……
うしろの席!!
見えなくてノート見せてって言われないかな〜
その日は嬉しすぎて全然授業に集中できなかった。
休み時間になると
「あ、あのぉ〜」
続く
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