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イキカタ

2 - 第2話カワイイアノコ

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2023年11月06日

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1.ニュース


【今日未明…市………県で女子学生が……をふりまわし……逮捕に……動機は……不明…】


(こんなに若いのに事件起こすなんて、大変だな…)


朝食を食べながらゆっくりとニュースを見ている。

9時を回っているが”仕事”には行かない。


自宅が仕事場みたいなものだから。


午前中はグダグダとすごしゆっくりした後は仕事を始める。


前髪を留め顔に髪をかからないようにしてかららパソコンの前に座る。


「おはこんばんみんみんぜみー!!」


かわいいイラスト美少女が自分と同じ動きをしながら喋り始める。


昔から女性のような声だった俺は転職だった。


いつも通り雑談したり歌ったりして配信を盛り上げていく。


盛り上がって行く最中に”ペンラ”という課金アイテムを投げてもらえる。


それを貰うために毎日コツコツと配信してお話をしていく。


話すことは好きだし、これがお金になるんだから楽しすぎる。


「あ!!セミンマルさん!1000ペンラありがとう!いつも見に来てくれてるよね!また見に来てたくさんお話欲しいみんみん!」



この”セミンマル”という人は初期からよく配信を見に来てくれている人だ。特にコメント等は一切送ってくれたりはしないが”ペンラ”を必ず投げてくれる。


「良かったら!セミンマルさん!コメントして行ってね!」


いつもなら普通のリスナーにはしないめいいっぱいのファンサを送る。


【セミンマル∥(o🪄>∀<)o🪄(o🪄>∀<)o🪄1000を投げたよ!】

【セミンマル∥(o🪄>∀<)o🪄(o🪄>∀<)o🪄5000を投げたよ!】

【セミンマル∥(o🪄>∀<)o🪄(o🪄>∀<)o🪄10000を投げたよ!】


そうとう嬉しかったのか大量に有料課金を投げてきた。


俺からしたらめちゃくちゃ嬉しいか少し苦笑い。



しばらくして…


「今日はみんなありがとう!!お疲れ様みんみんぜみ!!!」

いつものように配信を切る。


(ふぅ…疲れた…今日はいつもより頑張りすぎたな…まぁ、来月の支払いかなり来るしもっと頑張ってペンラ貰わないとな…)


明細表等みてため息をつきながら夜のルーティンをこなす。

(お、そうだった、twintterに投稿しなきゃ…)

今日のお礼メッセージと明日の予定をtwinしていたら疲れのせいか眠ってしまう。


2、ヨクアサ

ん…あ、投稿せずに寝ちゃった…


急いでtwinに投稿し軽くエゴサを使用とすると1つのDMが届いていた。

目を疑ってしまった。


送られてきたDMは俺の本名の名前で送ってきたのだ。


とうとう身バレしてしまったようだ…覚悟はしていたが…


仕方なくDM内容を見るとそこにはセミンマルさんのようで…



君の事はなんでも知ってるよ


と、1文だけ、気持ち悪い…



とっさにDMを閉じる。


怖いからと閉じたもののどうすればいいか悩んだが相手にしないのが1番とdmを無視した。


それがまた行けなかったのかもしれない。

END

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