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#原作無視、キャラ崩壊、口調迷子
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### 第十九段階――心が疲れていく
部屋に戻ったダダドゥー卿は、椅子に座った。
机の上には、隠していた赤い花。
「……また増えた」
花を見つめる。
以前なら、怖いと思うだけだった。
今は違う。
花を見るだけで、ため息が出る。
「……いつまで続くんだ」
返事はない。
静かな部屋に、自分の声だけが響く。
-–
### 第二十段階――笑えなくなる
翌日。
みんなが集まっていた。
「ダダドゥー卿、今日はどうしたの?」
バンバンが声をかける。
「……別に」
「なんか元気ないぞ?」
「いつも通りだ」
そう答えたものの――
笑おうとしても、うまく笑えない。
シリンジョンが心配そうに見る。
「無理してませんか?」
「……してない」
少し強い口調になった。
「……ごめん」
ダダドゥー卿は目を伏せた。
「最近……自分でも、よく分からないんだ」
-–
### 第二十一段階――ひとりになりたい
夜。
ダダドゥー卿は部屋の隅に座っていた。
誰とも話したくない。
でも、本当は誰かに気づいてほしい。
その矛盾が頭の中をぐるぐる回る。
「……助けて、って言えばいいのか?」
口に出した瞬間、苦笑する。
「……私がそんなことを言えるわけないだろ」
しばらく沈黙する。
そして、花を見つめながら小さく呟いた。
「……もう、疲れた」
その言葉だけが、暗い部屋に残った。
扉の外では――
シリンジョンが立ち止まっていた。
今の言葉を、聞いてしまっていた。
「……ダダドゥー卿」
けれど、すぐには扉を開けなかった。
ただ静かに、その場に立っていた。
コメント
1件
うう…第8話、読み終わった直後、胸の奥がぎゅっとなりました。 ダダドゥー卿の「笑おうとしても上手く笑えない」感覚、すごくリアルで刺さりました。あの赤い花を見つめるたびに増えていく疲れが、静かに伝わってくるようでした。 最後のシリンジョンが扉の外で立ち止まるシーン、二人の距離感が絶妙で…言葉にできない優しさがにじんでて、すごく好きです。 お疲れ様でした、チャンスさん。この繊細な空気感、本当に素敵でした🌷