短編集🍏

｢ 先生 ｣

もとぱ

先生↪︎大森さん

生徒↪︎若井さん

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先生のことが好きだ。

黒板を書いてる時も、たまにドジで、なんにもないところで躓くところが多いところも、メガネかける仕草も。全部全部大好き。

イケメンで噂だし、女子生徒から告白されてる大森先生もよく見た事がある。

その時は、好きな人がいる。と、生徒と先生の距離感を感じさせない言い方をしていて、すごく優しい。

こんなに好きなの、俺だけなのに。なんで。

｢ せんせー 、 先生の好きな人、って誰ですか？ ｣

｢ … どこで聞いたんだよそんなこと、笑 ｣

｢ 女子に告白されてる時ですけど、 ｣

｢ … 、若井だって言ったら、どうする？ ｣

｢ … ｯえ、？ はぇ … ｣

ああ、どうしよう、顔が熱い、熱がある時みたいな感じじゃないし、胸が高なってしまう。

嘘、ではあると思うけど、そんな態度。何それ。

｢ … 若井、好きだよ。 ｣

｢ ぁ、う、ｯ … ｣

｢ … 僕と、付き合ってください、笑 ｣

｢ … な~んてな、ｯ 、卒業まであと1年、 待っててよ。 な？笑 ｣

くしゃくしゃっと笑って頭を撫でてくれる先生の手も、表情も。

全部全部愛おしくて。

｢ … はい、ｯ 笑 待ってますね、せんせい。 笑 ｣

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｢ もとき、ちゅーしてよ。 ｣

｢ …はいはい、笑 世話が焼ける恋人さんですねぇ、笑 ｣

優しい口付けにその口調も、全部全部愛おしくて。

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短め~！！

大森先生の時は口調が男っぽい方が好きです。