コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
イル視点
僕はバビルスに心躍らせながら浮き足で向かっていた
バビルスに着くと1人の男の子がいた
僕はその子に話しかけた
もちろん猫を被るのを忘れずに
『ねぇ,1人なら一緒に行きませんこと?
わたくし,1人は寂しいんです
あなたのお名前は?』
入間「えっあっ,はい…
鈴木入間…です」
ん,人間界の日本にいそうな家名
『わたくしはイルと申しますの
名前,似ていますわね』
入間「あ,うん!
そうだね」
僕達は2人でバビルスの中に入る
入間「(もっと怖い所かと思ってたけどちゃんと学校なんだなぁ…
イルさんも良い人?だし
これならあんまり目立たない様にすれば…)」
教師が立つ様に促し校歌斉唱と言う
僕,ここの校歌は嫌い
出生的に,ね
「人間丸々我らの食い物
魂・血と肉 残さず啜れ」
あれ?入間,怯えてる…
なんでだろ
教師「えー続いて理事長挨拶…」
入間「(理事長!?一体どんな…)」
サリバン「入間くーん,おじいちゃんだよー!」
入間って…
僕は隣にいる彼を見る
入間「(なッしょッ職場だったーッ
しかも理事長
入学に頑なだった理由はこれか…!!)」
もしかして知らなかったの?
サリバン「実は孫が入学しましてね
これがもうかわいくてかわいくて」
…似てない容姿
尖っていない入間の耳
もしかして彼は…人間?
入間「(目立っちゃう!!お願いだから変なことは…ッ)」
サリバン「そんな孫と撮った1枚がこれです」
『拡大写真(ポスター)…?!』
びっくり!
サリバン「後ほど配布します」
ちょっと欲しいかな
サリバン「よし,言いたいこと言ったからおわり
バイバイ」
相変わらずの自由人だな,サリバンさんは
「凄かったな」
「孫バカ?」
「いるまだって」
『入間くん,大丈夫ですの?』
入間「大丈夫,ではないかな…」
教師「では続きまして……新入生代表挨拶
えー,新入生代表アスモデウス君,イルさん…」
あ,出番だ
教師「に,代わりまして特待生入間君,登壇してください」
え…せっかく原稿頑張って考えたのに…
サリバンさんの方を見るとカメラを回していて入間に向けてグッとしていた
教師「入間くん!壇上へ!」
入間「うっはい!」
入間くん壇上へ上がった
「本物だ」
「ひょろいな」
「強いのか?」
「理事長の孫だぞ強いに決まってんだろ
見ろ,この観衆を前にして微動だにしないぜ」
僕にはノープランでどうしようと緊張している様に見えるけど?
入間「!(ポスターの裏に
これを読めばいいのかな…全然意味わかんないけど…
これが悪魔流なのかな…
ええいっとにかく読んじゃえ!)
あべるはぅけ」
ええっ?!どうして禁忌呪文を?!
入間「たるとぅだりいうさべべ」
全員が唾を飲んだ
もちろん,僕も
入間「(…?あれ?)
りすとぅる
あぶるぜ」
空気がピリつく
入間「すとぅまぬ
あべるげ
うる
まほらば
つれざざ」
入間が全て読み終わった
するとワッ!となる
入間「!?なっえっ…何…?」
アレが禁忌呪文だと知らなかったの?
まぁ,人間なら当たり前か
お母様もやらかしかけたって話,お父様達から聞いた事あるし
教師「ちょっと君!!だめじゃないか
「禁忌呪文」なんて唱えたら!」
入間「禁…?え?」
教師「禁忌呪文は噛んだり読み間違えただけで四肢が爆散するんだぞ!!
常識だろ!!」
いや,人間にとっては常識じゃないでしょ
入間「そっそんなっ危険なものとは」
教師「本当に危険でクレイジーで最ッ高に楽しかったよ!!」
…うん,流石悪魔としか言いようがないよ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
伊吹のイメ画載せ忘れてたのでここで…
お忍び
私服