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あの日から数日が経った。
冬休みに入り、宿題を済ますために机に向かう
『 つまんない、 』
そう小さな声で呟くと頭を叩かれた
『 何、凛?デレ期? 』
凛「 違う、、真面目にやれって事だ馬鹿 」
『 、、兄さんに馬鹿とは何だよ、 』
たく、凛はあんまりデレデレしない。
『 小さい頃はもっとデレデレしてたのによ 』
そう言って俺はスマホのカメラロールを開き昔の写真をあさる、
『 凛、見ろよこれ 』
凛「 お前、一発殴るぞ? 」
俺が凛に見せた写真は、
凛が自転車に挑戦していた頃に撮った写真だ、
凛が自転車ごと転んでワンワン泣いている写真だった。
正直あの時はビビった。
小さい頃の凛はまぁ、泣く方だったけど、あの時はいつもの何倍も大きな声で泣いていた。骨でも折れたんじゃ無いかってずっと心配していたのを今でも覚えている。
すると凛もスマホをいじり出した
暫くして凛は俺にスマホの画像を見せてきた
『 は、は⁉︎// 』
凛「 仕返しだ、 」
『 何でお前がその写真持ってんだよ⁉︎ 』
凛が見せてきた写真には母さんと従姉妹が俺にドレスを着せて小さい頃は髪が長かったから、髪をツインテールに結ばれて泣いている姿だった。母さんのスマホにあったこの写真さえ、俺は消したのを覚えている、なんで凛が持っているんだ?
凛「 兄ちゃんにもらった 」
冴兄ちゃんか、、。
冴兄ちゃんなら持っていてもおかしく無い。
まさか凛にまでその写真を見られるとは、
『 その写真消しとけよ.ᐟ.ᐟ 』
凛「 嫌に決まってるだろ、 」
そしてその日はお互いの写真を消し合う喧嘩祭りとなったのだった。
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