テラーノベル
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「今日はラーメン食べようとしてましたよね、ラーメンの口になってたの大丈夫ですか?」
私は直球では言わず遠回りな会話からもっていこうとした。
「そうそう、だから今度一緒に食べに行こー
よ由布ちゃん!」
〜またしても〜キタァー!〜
今日2度目の心の中のガッツポーズ。
「私、ラーメン屋さんって1人ではあまり入った事なくて好きだけどなかなか行く機会がなくて。」
「なら決まりだな。今度一緒に食べよ!またいろいろ話しもしたいしな。」
彼は40歳だと言った。私は35歳。
もう少し若く言いたかったが正直に言った。
後に辻褄が合わなくなると面倒だからだ。
そして歳からして多分そうだろうと私が予想していた自分の立場を彼は正直に話してくれた。
それなら、月一くらい仕事後にでもラーメンを食べ、同じ制作者として夢を語る”ラーメン友達”くらいならなっても良いのだろうか、と漠然と勝手に思っていた。
そして心の中で、
〜それにしてもラーメン友達ってなんなん?
略してラー友!〜
と心の中でひとりツッコミもしていた。
彼も私に対して取り立てて特別にこうなろうとか思っていないだろうし。
そんなこんなで連絡を交換してまた会う約束をしたのだった。
私の中で彼にまた会いたくないわけでは決して なかたが、これが最初で最後ならどんなに楽だろうとも思っていたのだ。
自分の性格は自分がよくわっている。
だから想いを寄せこの歳でメンタルに負荷がかかる様な事になるのは避けたい。
それなら連絡先を交換しなければよかったはずなのに。
それか連絡をしなければいいし彼から連絡してきても拒否すればいいのだけれど。
この短時間でここまで考えるなんて、彼に対するいろいろな思いが私の中で大きな風船のように膨らんでいるのが自身でよくわかった。
そしていつかはその風船がパンッと小さい音をたてて誰にも気付かれず割れる時が来ることも。
そして音楽の仕事の打ち合わせに行く時間なったので私はご馳走になったお礼を言い駅へ急いだ。
コメント
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第4話、読み終わりました!「ラー友」のひとりツッコミ、めっちゃ可愛くて笑っちゃいました(笑)。連絡先を交換した後で「最初で最後ならどんなに楽だろう」って思う気持ち、すごく共感します。自分をよく知ってるからこそ、膨らむ風船みたいな気持ちの行き先が怖くなる。でもその風船がいつか「パンッ」と割れる日が来るってわかってるのもまた切ないですね。月一のラーメン友達、果たしてどう転ぶのか…次の話も気になります!