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ENFPside
ESFPは両親の判断の元暫く学校を休むことになった。俺は行けなくはない状態だったため学校に行き習ったことを何時でもESFPに教えれるように準備をしようと思った。
ESTP「ENFPはよー!最近ESFPずっと学校来てないよなー、」
「おはよー、そうだね……」
ESTP「ま、そのうち来るか」
そんな会話をしてると先生が教室に入ってきた。
先生「ESFPは家庭の事情から暫く学校に来れないそうだ。来たらみんな話してやってくれよ。」
それから今日の時間割のこと、明日明後日の提出物のことを話された。
先生「あ、言い忘れてた、ENFPこの後職員室に来なさい。」
これでSHRを終了するという声が聞こえ号令がかかる、それが終わるとENTPやESFPが寄ってきた
ENTP「ENFPなんかやらかしたん?www」
ESTP「それなw呼び出しくそウケるwwww」
「俺なんもしてねーよ笑」
昔から作り笑いは得意だった。けど今日は笑えてるか不安だった。
「とりまちゃちゃっと行ってくるわー笑」
ENTP「報告待ってるわwww」
「だからなんもしてねぇって笑」
ESTP「……」
ENTP「ESTPどうした……?」
ESTP「いや別に」
ENTP「それよりさーww」
ESTP「まじ?wてか昨日めっちゃ可愛い子見かけてさw」
呼び出しって言われたらあの事しか思い浮かばない。
「失礼します。」
先生「来たか。とりあえず移動するぞ、授業のことは予め担当の先生に言ってあるから気にしなくていい。」
「分かりました。」
移動した先は校長室だった。開けるとそこには警官と校長室がいた。
ENFP「失礼します。」
校長「…思い出させるようで悪いが何で呼び出されたかわかるな?」
「まぁ、大体は分かります。」
警察「先日あった交差点での交通事故のことについて、目撃者で間違いないか?」
「……はい。間違いないです。」
警察「君たちの姿は見えなかったが、現場に居合わせた人達に聞き込みをさせてもらった。この悲惨な事件を目の前で見た2人組がいると」
「……」
警察「……このセーターは君たちの物で間違いないか?」
そこにはESFPのセーターがあった。
「俺のでは無いですけど間違いないです。」
警察「取り調べに協力して欲しい。」
俺は俺が見た事を全て話した。
「……俺は事件が起こった直後の状態しか見ていません。そのセーターの持ち主……ESFPもかなりのトラウマになって今学校に来れてません。」
「これ、突っ込んだ車のナンバーと運転手の写真です。」
俺は誰にも言っていなかったあの時咄嗟に撮った写真を見せた。
「俺らはもういいですよね。答えれることは答えました。ESFPは質疑応答ができる状態じゃないです」
警察「すまない、協力ありがとう……」
校長「ESFP君のこの期間の欠席は出席停止扱いするから単位の心配はするな。それとENFP君、君も同じ扱いをするようほかの教師にも話を通しておく、だから無理して学校に来る必要は無い。自分たちの来れるペースで来て欲しい。それから先生このことは他言無用でお願いします。」
先生「分かりました。」
「ありがとうございます。」
俺はそう言って教室に戻った。
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