「杏葉(あずは)ちゃん、男子とちょっといろいろあって……そこに偶然、私が通りかかったの」
弥奈(やな)は、ぼやかして杏葉とのことを伝える。
こんなことを誰かに知られるのは、杏葉はイヤがるかもしれないけれど、そこが始まりだったのだから、省略できない。
「そっか。そんなことがあったんだ……」
空太(くうた)は、納得したようにうなずく。
なんとなく察しているのかもしれないけど、弥奈は話を続ける。
「うん……。当事者と私以外誰も知らないから、知らん顔をしていれば何事も過ごせたかもしれない。でも、他人の本当の気持ちなんて、言葉で伝えてくれないとわからないから、私は少しでも杏葉ちゃんが過ごしやすくなるようにって、翌日からしばらく一緒にいることを決めたの」
恋愛*スクランブル
第17話 弥奈の怖がり
「同情というか、異性といろいろあたってことに、ちょっ********************
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