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PolaRis

第57話 - 「あんたらなら」

116

2025年12月15日

#stxl

#irxs

#cxxv

#nmmn

#女体化

星音@ぶんだLOVE

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星音@ぶんだLOVE

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琥楽side

…さーてと、本当に恐れているのはこの直後。運営が騎士と組むことを許すわけないじゃん。なんならいれいす復帰のためなんて尚更ね

多分他のメンバーは気づいてないからなぁ…

どんなものがくるだろうと1人少し不安になりながら楽屋へ向かう

他のメンバーは騎士Xさんと楽しそうに話していて少し微笑ましい

「…こったろちゃ〜ん？」

「え、あ、はい？」

ゆうちゃんがてるとさんとちむさんと話し始めたようでしゆんさんがこちらに寄ってくる

しゆんさんからの呼び方まさかのこったろで定着しそうなんですが？

ちなみに「こた→こったん→こったろう→こったろ」です。元々イケメンな一面が出た時に「郎」をつけられてそこからの派生だね

「…あんた嫌な予感してる？」

「へ？」

「ホールライブ前のインタビューと同じ顔」

「…そうですかね」

インタビュー動画見てくれてたんだ。騎士の情報集めの中心はしょうさんだと思ってたけどしゆんさん説もありそうだな

「…なにが起きそうなの？」

髪に少し隠れた片目が探るようにこちらを見つめる

「…運営からイジメきそうなんですよね」

「ふーん？まあどうにかなるでしょ」

え、そんな簡単に流す？と思って思わず目を見開く

「なにその顔w意外な返答だったぁw？」

「いや、意外…ではないですが」

前を向くともうすぐ分かれ道というところまできていた

「ま、大丈夫でしょあんたらなら。ガンバ〜」

そう言って手を振りながら曲がっていく

…やるしかないじゃんか

ドアが開く。少し暗くほんのりと明るい楽屋の中に違和感を感じる

「え、」

「は…」

「ちょっ⁈」

「ｯ…」

前にもこんなことあったっけな。私から出る言葉は

「…へぇ」

だけだった

目の前にはペンを持った事務所のスタッフさんとそれを見る…社長。

「社長直々にお越しいた…」

「リーダーが言うのが礼儀だろう」

「大変申し上げにくいのですが過去、社長の望んだリーダーは私です。となると社長のお目にかかる時であれば私が挨拶をいたしますのが最大限の敬意かと思いまして」

あからさまなビジネスの笑顔。他のメンバーは硬直状態で全員少し怖がっているような気もする。そんな中でゆうちゃんの腕をこっそり叩いてあらかじめ用意しておいた小型の録音機を渡す。顔色ひとつ変えず受け取り録音を

「ふんいいだろう。良い心がけだ。…さあそんな君たちに一つ提案をしよう。私は今君たちの衣装をいつでも汚せる」

社長が腕を組む。少し怒り気味なのが目に見える。…器ちっせぇな

スタッフさんがマッキーのキャップをとりオレンジ色の入った…あの衣装に向ける。自分ではやりたくないのか

「いれいすの復帰をうながす発言、騎士Xとの協力を全て撤回しろ」

…りうらちゃんに頭下げないとな

読んでいただきありがとうございます！

どもども星音です！

さあまさかの社長初登場！と思ったらまさかの…？どうかるか分かりませんね。そしてなぜ最後に李浦さんの名前が？

それでは！また次回！