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③朝目を覚ますとそこはただの自分の家の屋根で、家に出て、学校に行って、帰って来て、寝る、いつもそんな毎日だけど、今日は少し違った。一人で帰っていると、後ろから一人の男の子が、声をかけてきた。急いで後ろを向くと、同じ小学校の 佐藤優成(さとうゆうせい) だった。
佐「やっほ、久しぶり」
私「久しぶり、君から声掛けてくるなんて珍しいね、どうしたの?」
佐「いや、元気してるかなーって思ったから、なんとなく 」
私「あね、いつも通り元気元気!」
佐「そう、ならいい」
佐「またな」
私「はーい」
私(不思議な人……)
私は元々人の考えることなどに敏感なところがあった。例えば、aちゃんと話してると、(この性格なら、きっとこう言ったらこう返ってくるな)と予想しその予想は大体当たる。また、aちゃんが私に相談などをしたら、私にどう言って欲しいのか、どう慰めて欲しいのかが大体分かる。
でも…佐藤優成だけは私はどうも苦手だった。いつも何かを考えているみたいで、目とかは悪く言うと死んだ魚のような目をしている。あと妙に勘が鋭かった、だから私は彼のことが気になりつつも彼のことが苦手だった。