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『んじゃ好き?』


「うん!」


「あ……//」


『ふぅ~ん?』ニヤー


『俺の事キライじゃないならさ』


『行かない?今度の日曜日』


映画のチケット…


「そそそ、それってデートしようって…」


『言ってるよ?』


〈きゃ〜♡♡〉


《なになに?》


《柚木がいま大事なとこだから》


『そーゆーコトだから』


ぎゅ



『まぁ考えといて…』


『じゃっ』

ダッ


〈美埜ちゃんすごいすごい!デートデートだね!〉


「……」


「でも花子くん幽霊で学校から出られるのかな…?」


〈えーっ?〉


〈美埜ちゃんったらまたそんな事言っちゃって〉


〈分かった!今日朝遅かったし…変な夢でも見たんでしょ♡〉


夢…?



生きてる花子くんに変な塔


確かに現実じゃないみたいだけど…


むぎゅ

「いたい…」


冷静に考えてみれば七不思議とその助手なんてそっちの方がもっと非現実的で…


どうしよう


でも花子くんの手私と同じで暖かかった…



─?─



ぺたぺた




すーっ



《はぁ》



《気が進まないなぁ》



═光視点═


いつもどうりの朝だった



ただその日は日直の仕事があって


いつもより早めに学校に来て


職員室から日誌をとって


教室に向かった


そうしたら



[あ]


[おはよう源君]


時間が  止まったような   気がした


[三葉惣助]


【三…葉…?】


[?]


【お前どうして、】


【おい!】


コト


ととと


〈そい〉

ぼふっ


【へぶ?!】


【ナッげほ!!げほげほ!!】


[来るのが遅ーい!]日直!


[もー花瓶の水も変えたし黒板も吹いちゃったんだからね]


[非力な僕に力仕事させて満足!?この遅刻ピアス!ダサいんだよ!この!]


ばふばふばふ


【やめっ、待っ…ゲホッ】


けらけら


【待てって言ってんだろーが】


ほわほわ



[アー”!!やめて~!可愛い顔が汚れる~!!]


ぺた



[ぺっぺっ]


いやいやなんでこいつがいるんだ?


カガミジゴクの境界にいるはずだろ!


[何急に黙って…]


【お前まさか…】




【よからぬ事を企んでるんじゃねーだろうな…】


[は?]


【ハッ】


【まさかあのつかさってやつになんか命令されたのか…?】


【あんなやつに乗せられてんじゃねーぞ!バカ野郎!!】


[ななななんだよ!全然なにいってるのか分からないんですけど!!]


【うるせー!俺は心配してたんだ!】


【それをお前は…】


【何日直なんかやってんだ!!】


【夏服なんかきやがってそれもあいつの入れ知恵か!?】


【脱げ!!オラァ!!今すぐ脱げェェェ!!】


[いやああああ!!チカンーーーーッッ!!]


ざっ

ピピー!!

《そこまでだ!》


【横尾!佐藤!】


《動くな〜手を上げろ〜》


《おはよ何してんの?》


【こ、これはだな】


[横尾君!佐藤くん.ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪]


【???】


[たすけてぇえ!怖いよぉ!!]

わあわあ


《また惣助が煽ったんでしょ~》

《どっちも悪い》


【??】


【あれ?】


【おいお前らコイツが見えんのか……?】


《光また意味不明なこと言ってるね》


《見えるけど》


《あ、あちゃー数学の宿題あったんだ》


[エッどこ?!]


《数学1限目だよ》


[今やる!]


《練習問題のー》


【ど、】


どーなってやがる、!?


《はいここの問題源君三葉君前に出てきて》


【……】


[♪]すらすら


おかしいだろ!!三葉は人間じゃねーんだぞ!!


霊力のない奴らには見えねーはず


【そうか!】


【三葉お前あれだろ】


【七不思議パワー使ってんだろ!?】こそ……


[は……?]


【だからぁ七不思議の力で人間になったかって聞いてんだよ!】


[七不思議?大丈夫?]


[アー源君アレ?俺の右耳のピアスが疼くぜ……的な]


プッ


[まだ卒業出来てないの?]


[厨二病ダッサ~!]

ムカ〜


【ミツバ!!】


バンッッ


[ぴっ]


【テメェが何企んでるかは知らねぇが俺のクラスに来たからには】


【もうあいつのところには帰らしてやらねぇからな!】


《光何言ってんの~?》


《寝不足?》


[僕の可愛さに気が振れた…?]


【ちげえ!!】


《授業中に喧嘩しない!》


【ごめんなさい…】


[なんで僕まで…]


《説明は以上です》


《各自器具の取り扱いには気をつけて実験を初めて下さい》


はーい


《惣助君一緒やろ~》


《爆発だってコワーイ》


[僕もコワーイ]


【……】


【じー】


《光また惣助のこと睨んでる~》



《も〜惣助のこといじめるのやめなよ~》


【いじめてねぇ…】プルプル


《んじゃ、ぬがしたいだけ?》


【脱がしたくねぇ……!!ꐦ】プルプル


《仲良くしたげなよ~1年の頃からの仲なんだからね〜》


《2年は1回クラス離れたけどね》


【2年……】


【2年の冬なにかなかったか……?】


《何か?》


ボンっっ


パリーン!!


《きゃ〜!!》


【!!】

ばっ


【どうした!】


【ぎょ。】


[ば、爆発した……]


[ど、どしよ……]

だら〜

《うわ~ざっくりいってる~》ハンカチ使う?


【借りるぞ!】


ジャァァァ


[う~いだいよ~~]


【こんぐらい我慢しろすぐ済むから】


きゅ


《ぽかーん》


【保健室いくぞ】


[えっうん……]


[1人で行けるのに…]


[もしかして源君って心配性?]


【いや別に…】


血の匂いがした


手も暑い


おかしい


花子や蜘蛛野郎に感じる怪異の気配それがコイツには全くねぇ



まるで



本当に生きてるみたいな

どうやら私はトリップしてしまったらしいです。

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