コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
優梨花「先生ー?」私「んー?どうしたー?」
優梨花「……」
優梨花は無言で私を見つめる。全てを見透かされている気がしてちょっと怖かったけど、、
私「どうした?話聞こうか?」
優梨花「………」
ちょっと足りとも目をずらさない。
私「……陽花のこと?」
渋々陽花の名前を出す。どうせ後で言うんだしいっか、、
優梨花「はい、先生陽花風邪じゃないんでしょ」
私「え、?」
優梨花「舐めないでくださいよ。私たちもう何十年の仲ですよ?」
私「ま、まぁ、、」
確かに言われてみれば遥かに私より長く一緒にいるし、喧嘩してるとこなんてもっての他で見たこともないな、、
優梨花「で、陽花は今どうなってるんですか?」
私「……」
確かに田中先生には「みんなには秘密ね」と言っていたけど、、
優梨花「口止めされてるならそこまで聞きませんよ」
私「え、?」
優梨花「ほらやっぱりとめられてるー!笑」
優梨花がぱっと笑うと緊張していた空気がほぐれた。やっぱり優梨花にはバレていたのか、、
私「なんかごめんね」
優梨花「まーま、上の指示だし仕方ないですよ〜」
優梨花「あれ?そういえば颯斗が居ない…」
私「え?颯斗?」
颯斗「茉夏せんせー!見てみて!!」
そう言って颯斗は私の目の前で手をひらいた。
私「うわぁぁぁあ!?!」
颯斗「ちょ、茉夏先生驚きすぎ…」
私「む、虫はよくないよ!?!?」
颯斗「えー、可愛いのにな、、」
私「どこがだよ!!」
優梨花「颯斗、捨ててきな」
颯斗「え〜飼っちゃだめか?」
私「絶対だめ!!!!!!」
颯斗「えぇ〜、まぁ、行くか、、」
ふぅ、、なんで素手で虫触れるん、、私無理だけど、、
優梨花「先生ってなんか忙しいですね笑」
私「ほんとだよぉぉ」
優梨花「陽花無事だといいな、、」
私「………」
陽花が病気の事この2人になら言っても良いよね。
私「あのさ優梨花」
優梨花「ん?どうしましたか?」
私「放課後話したいことあるから残ってくれる?」
優梨花「今日は、、おっけーです」
私「じゃぁ、颯斗も」
優梨花「まかせろり!」
私「ま、まかせろり?笑」
優梨花「どや、、」
相変わらず優梨花も優梨花だね笑
私「ほらそろそろ英語授業だよー??」
優梨花「よし、、寝るか、、」
私「よし、優梨花に沢山当ててやろ」
優梨花「えぇぇ、、颯斗に、、」
私「笑笑」