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私たちの1年間。

4 - 第4話 勘づかれてた…

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2025年02月03日

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優梨花「先生ー?」私「んー?どうしたー?」

優梨花「……」



優梨花は無言で私を見つめる。全てを見透かされている気がしてちょっと怖かったけど、、



私「どうした?話聞こうか?」

優梨花「………」



ちょっと足りとも目をずらさない。



私「……陽花のこと?」



渋々陽花の名前を出す。どうせ後で言うんだしいっか、、



優梨花「はい、先生陽花風邪じゃないんでしょ」

私「え、?」

優梨花「舐めないでくださいよ。私たちもう何十年の仲ですよ?」

私「ま、まぁ、、」



確かに言われてみれば遥かに私より長く一緒にいるし、喧嘩してるとこなんてもっての他で見たこともないな、、



優梨花「で、陽花は今どうなってるんですか?」

私「……」



確かに田中先生には「みんなには秘密ね」と言っていたけど、、



優梨花「口止めされてるならそこまで聞きませんよ」

私「え、?」

優梨花「ほらやっぱりとめられてるー!笑」



優梨花がぱっと笑うと緊張していた空気がほぐれた。やっぱり優梨花にはバレていたのか、、



私「なんかごめんね」

優梨花「まーま、上の指示だし仕方ないですよ〜」

優梨花「あれ?そういえば颯斗が居ない…」

私「え?颯斗?」

颯斗「茉夏せんせー!見てみて!!」



そう言って颯斗は私の目の前で手をひらいた。



私「うわぁぁぁあ!?!」

颯斗「ちょ、茉夏先生驚きすぎ…」

私「む、虫はよくないよ!?!?」

颯斗「えー、可愛いのにな、、」

私「どこがだよ!!」

優梨花「颯斗、捨ててきな」

颯斗「え〜飼っちゃだめか?」

私「絶対だめ!!!!!!」

颯斗「えぇ〜、まぁ、行くか、、」



ふぅ、、なんで素手で虫触れるん、、私無理だけど、、



優梨花「先生ってなんか忙しいですね笑」

私「ほんとだよぉぉ」

優梨花「陽花無事だといいな、、」

私「………」



陽花が病気の事この2人になら言っても良いよね。



私「あのさ優梨花」

優梨花「ん?どうしましたか?」

私「放課後話したいことあるから残ってくれる?」

優梨花「今日は、、おっけーです」

私「じゃぁ、颯斗も」

優梨花「まかせろり!」

私「ま、まかせろり?笑」

優梨花「どや、、」



相変わらず優梨花も優梨花だね笑



私「ほらそろそろ英語授業だよー??」

優梨花「よし、、寝るか、、」

私「よし、優梨花に沢山当ててやろ」

優梨花「えぇぇ、、颯斗に、、」

私「笑笑」


私たちの1年間。

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