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たっつんvsシヴァ
スタート!
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とある通信室。
「……次はこの2人……か……」
奏はじっと座って見る。
「もう、1人は狂ってるかもねぇ…」
にやりと奏は笑った。
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「んッ…、ッ…」
「ふぁッ……あ、え、」
俺たっつんはまた知らない場所にきた。近くにはシヴァが倒れている。
「シヴァさん…ッ!」
体を揺さぶってシヴァを起こす。
「ん〜!」
「あ、生きてる」
「いや、生きてるだろ」
漫才をしている暇はー。ないー。
張り紙を見た瞬間に2人は黙って、
ただ黙っていた。
…え、どう言う事ー。殺し合い…?
俺シヴァさんとー。殺し合い…、?
だんだん息が荒くなっていく。
「ッはぁはぁ……何でッ…」
独り言のように呟いた。
なぜ、こんなゲームがあるのだろうか。世の中って残酷だ。
すると、突然シヴァが立ち上がった。
「…たっつん 今までありがとな」
「……シヴァさん、、」
シヴァは銃を持った。
そしてゆっくりと先をー。
俺の方へと向けたー。
「…!?え、しっシヴァさん…」
びっくりして声が枯れている。
「俺は生き残る」
「お前はー。死ね」
「……シヴァさん…?
どっどうしたん……?何で…ッ」
シヴァは裏切った。
ただそれだけ、普段なら笑い事で
終わるが、今は違うー。本当に
死んでしまうからー。
「ッやめよや…な?
俺だってこんな争い…、」
”したくない”ー。言葉が出ない。
のどが詰まっている。
「……じゃあ2人とも仲良く
死のうってか?」
「……それは、違うけど、」
「なら殺し合いをするしかない」
シヴァの言ってることは合ってるけど
ー。なんかに引っかかる。
「…だからと言ってこんな、」
「これは、殺し合いだ
もう、ダメなんだよ」
「じゃあなたっつん」
「ー。やめ」
銃の引き金の音がする。
俺はー。殺されるー。
ばんッ!とでかい音がしてー。
自然と俺に痛みはなかった。
ゆっくり目を開けるとー。
「ー。え、シヴァさん、……
何で倒れてー。」
シヴァは何かに撃たれた跡があって
もう息をしていなかった。
「…自殺したん……?」
俺が銃を持っていない。
ならシヴァが自分を殺したー。
たぶんこれまでのことは全部
芝居だったのだろう。
「ッ…先に言ってよッ!
シヴァさんのバカっ!」
涙が溢れて、止まらないー。
誰がシヴァさん嫌いやー。
ただのええやつやんー。
「シヴァさん、仇は討つから」
勝者ー。たっつん
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「へぇ、意外、全部芝居だった
なんてー。」
奏は驚きの顔を見せる。
「さぁ、次は誰…?」
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三話終了ですッ!