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⚡視点
そうして逃避行を決意して向かった先は俺の家だ。
俺の家に着き
⚡ 雪斗。少し待っててくれ。必要なもん集めてくる。
❄ うん、
俺は財布やナイフ、そして携帯、ゲームなど色々なものをリュックにつめこんだ。
⚡ お待たせ。
…行くか。
❄ うん 、、 。
そうして俺らは行く先なども分からず歩き出した。
しばらくして人気のない森に来た。
森の中を歩いていると古い誰にも使われていないような家があった。
⚡ ここにするか 。
❄ そうだね 、。
家に入ると明かりもつかず電気も通っていなかったがなぜか過ごしやすさを感じた。
⚡ 家に会った分だけ食べれそうなの持ってきてんだ。パン食べるか?
❄ いいの 、? 雷希のじゃん 、
⚡ 雪斗の為でも あんだから当たり前だろ。ほら、食え。
そう言い雪斗の手元にパンを押し付けるように渡すと雪斗はパンの包装を開けて小さな口で食べ始めた。
⚡ ……。
その口元はどこか震えているように見えた。
⚡ 雪斗 。
俺が呼びかけるとパンを食べていた口の動きを止め見上げてきた
❄ ん 、?
⚡ 怖いか ?
俺がそう言うと雪斗は動揺したように行った
❄ な 、 なんで 、?
確信した。きっと怖いんだと。
⚡ 言ってみろよ 。 責めたりしないから。
そう言うと 雪斗は俯いて話し始めた
❄ 最初は、 雷希が ついてきてくれて心強かった。
けど 、 今頃 お母さん達 心配したりしてないかなって 、
その言葉を聞いて俺は少し苛立ってしまった
『お前はいいよな心配してくれる親がいて。』なんて思ってしまう最低な自分がいた。
⚡ そっか …。
やっぱり引き返して自首するか ?
今ならまだ …
俺がそう言っていると雪斗は遮るように話した。
❄ いや 、 絶対にいやだ 、
雪斗にしては珍しい否定の仕方だった。
いつもは弱々しいこいつがそんな強めに言うなんて。
きっとこいつのことだから親に迷惑がかかるとか思ってんだろうな。
⚡ わかったよ。
そうして俺らは数日間をそんなふうに過ごしてきた。
けれど2人で逃避行の旅を始めて5日目
⚡ 食料も金も 尽きたな …
❄ そうだね ……
雪斗の困ったような顔を見てられなかった。
⚡ 俺 街に行って色々盗んでくるわ 。
❄ え?
⚡ お前はここで待ってろ。危ないだろ。
❄ やだ 、! 僕も 行く 、!
そんな危ねぇことさせられっかよ。
でもなぜか行くと言ってくれたことが嬉しかった。
⚡ 遊びじゃねぇぞ?
❄ わ 、 わかってる 、!
でも 、 2人で悪いことしよ ? 雷希だけにそんなことさせられない 、!
⚡ わかった 、 ありがとうな
クシャッと雪斗の頭を撫でてやった。
すると雪斗は嬉しそうにしていた。
ほんとにこいつは可愛くて危なっかしくて目が離せない。
そうして俺らは2人で街に行った。
⚡ 俺が店員さんに話しかけとくからその隙に盗んでくれ。
❄ わ、わかった 、!
店員が一人の店を狙って俺は店員に話しかけた
店員と話しながらもチラッと雪斗の方を見て
❄ んしょ 、
よし、そろそろか。
雪斗に合図を送ると雪斗は盗んだ商品が入った袋を持って外に出て
俺は適当に店員と話を終え外に出て雪斗と合流した。
⚡ できたか?
❄ う、うん 、!
頷く雪斗を見てまた頭を撫でてやった
⚡ 流石だ。雪斗が居なかったら成功しなかったな
そう言うと雪斗は嬉しそうに微笑んだ
❄ えへへ、雷希のおかげだよ
そうして俺らはそんなことを毎日のように繰り返した。
財布を盗むのも2人で協力すれば簡単だった。
もう俺らには怖いものなんてないも同然だった。
時にはかんの鋭い大人に追いかけられることもあった
大人 まて!ガキども!
⚡ ほら!雪斗急がねーと追いつかれっぞ
笑い合いながら逃げた。
不思議と全然怖くなかった。
❄ そんな足遅くないし!
きゃっきゃっと笑い合いながら逃げ合うのすら楽しかった
気づけば大人は俺らのことを見失っていて余裕だった
そんな度に
⚡ いやー危なかったな
なんて思ってもないことをいいながら笑っていた
こんな楽しい毎日が続くのだろうと思っていた。
雪斗と一緒ならどこへだって行けそうな気がした。
気づけば逃避行の旅を始めて20日目になっていた。
朝早くに目が覚めた俺は隣ですぅすぅと小さな寝息を立てて寝ている雪斗を見て
⚡ 今日はどんな楽しいことが起きるのかな。
なんて呑気なことを思っていた。
あんなことが起きるとも知らずに
⚡ ハァッ 、 ハァッ 、
警察官 待て!
気づいたら俺らは夕方の夕日の下で警察官に追われていた。
俺らは芝生の上に追い詰められた
⚡ 雪斗 、 もうダメだ 。
諦めよう、
雪斗は今にも泣きそうな顔で言った
❄ 嫌だ ! こんなとこで捕まりたくない 、!
胸が締め付けられた。もっとしっかりしていれば追いかけられなかったのかもしれない。
俺は雪斗を抱きしめた。
⚡ 俺と一緒に〇のう?
雪斗は少し俯くと話し始めた
警察官はじりじりと詰め寄ってきていて
❄ 雷希が、今までそばに居てくれたから、ついてきてくれたから、ここまで来れたんだ。
だから、、もぅ、いいよ、もういんだよ。
『〇ぬのは僕一人でいいよ。』
その言葉が脳内にずっと響いた
いつのまにか雪斗は俺のリュックからナイフを取っていた
❄『じゃあね、雷希。大好きだったよ。』
そう言うと俺は雪斗に突き飛ばされ警察に押さえつけられた
そんなことよりも俺は雪斗に向かって叫んでいた
⚡ やめろ!!〇ぬなら俺も一緒に〇ぬ!!
俺も〇してくれ!!頼むよ!一人でいくなよ!!
だめだ!許さない!一人で〇ぬとか勝手なこと許さねぇから!!
雪斗はそれを聞いて少し戸惑った様子だったが結局ナイフで首を切って芝生の上を赤く染めながら息を引き取った
⚡ ぁ 、 あぁっ 雪斗 !! 雪斗ぉぉぉ!!
その後のことは覚えていない。
気づけば俺は捕まっていた。
そうして時は過ぎた。
俺も高校生になった。
俺は里親に引き取られて今は優しい家族に愛されて何一つ不自由ない生活を送っている。
だがあの頃からずっと後悔している。
もしあの日雪斗がいじめっ子を〇してしまう前にいじめに気づいて守ってあげられていたら?
あんなことにはならなかったのではないか。
そう思うと心臓が潰されそうだった。
申し訳なかった。
きっと雪斗は〇んでない。
どこかにいるんだ。
俺は目の前で〇んだ所を見たはずなのに受け入れられなかった。
きっと、、まだいつかどこかで会える。きっとそうだ。
また夏になればひょっこり目の前に現れてあの可愛い笑顔を見せてくれるはずだ。
そんなことを思ってしまう自分に嫌気がさしていた。だがそれでも期待してしまうのだから仕方がない。
また昔の君に会えたら言いたいことがあるんだ。
きっと、あの頃言って欲しかった事なんだろう。
なぜか今はわかる。
誰もなにも悪くない
雪斗はなにも悪くない
だからもういいよ。
全部、全部投げ出してしまおう。
きっと、そう言って欲しかったんだろう。
そしてまた今の雪斗に会えたらこう言いたい。
大好きだ。
あの時、君がいる時に言えなくてごめん。
ずっと言いたかった。返事はまた君に会えた時に聞くとするよ。だから絶対姿をいつか現してくれよ。
そうして俺らの昔の夏の逃避行の旅の物語は幕を閉じた。
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変な切り方でごめんなさぃ!
終わりです!
次は❄視点で作ろうと思っているので応援よろしくお願いします!
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