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🚹が他の女の子にジャージ貸してたら
〈HQ、ブルロ、東リべ〉⚠︎長いです
及川 … 被害者→国見
ジャージを忘れたので彼氏である及川さんに借りに行こうと3年生の教室に行ったら、及川さんが知らない美女にジャージを貸しているところを目撃。『…有り得ない!』ぷんぷん怒りながら戻った自分の教室。偶然、斜め席の国見くんが暇そうに欠伸をしていたので私はある事を閃いた。『ねえねえ、国見くん』私が話しかけると国見くんは明らかに嫌そうな顔をして無愛想に「…何」と返事をした。『及川さんにやり返したいからジャージ貸して!』「無理」即答で断られてしまいました。けれど!私はめげずに頑張ってお願いすると「はぁ…いいけど、面倒臭いことにしないでよ」『ラジャです!』そう返事をし、わざと廊下に突っ立ってる及川さんの目の前を通りました!「…は?、ちょっと🌸」名前を呼ばれ振り向くと見たこともない程不機嫌な先輩が立っていて「何で国見ちゃんの着てるの」とぶっきらぼうに言われたので『先輩だって、何私以外に貸してるんですか』と反抗してやりました。すると及川さんは早足でジャージを貸した子の元へ行ってジャージを取り戻し「だめ、さっさと脱いで」と国見くんのジャージを引っ張ってきました。
〜その後〜
『もうしないでください』「はい。ごめんなさい」と説教をかましました。
木葉 … 被害者→木兎(?)
『…は?』彼氏が他の女の子にジャージを貸していた。イラついたまま教室に戻り、隣の席である木兎に思いっきり頭突きを喰らわした。「痛!!…え??」デカい図体で困惑してるのが面白くてつい笑ってしまう。1人でツボっていると当然頭を掴まれ瞬間的に上を向く形になった。私の目に映ったのは『…は、木葉、』「堂々と浮気?」笑っているけど目は全く笑ってなくて恐怖。そういえば嫉妬深いんだった。『…他の女の子にジャージ貸した人の言う事は聞きたくないです』拗ねた顔でそっぽを向くと強い力で顔を近づけられ、気がつけば唇に温もりがあった。『…は』「嫉妬は嬉しいけど、お前距離近すぎ」独占欲丸出しの目に少しだけ背筋が凍った。でも…何か違和感…『嫉妬は嬉しいけどって何?』「え」
〜その後〜
「お前が暴れるのが悪い」『…最低』わーわー言ったらブチギレられて…。
玲王 … 被害者→潔(?)
『…え?』彼氏が他の子にジャージを貸していた。それも私に向けるあの優しい笑顔で。『…私のこと冷めたのかな』そんな嫌な妄想が脳内をよぎる。「おー🌸じゃん!…顔色、悪いけどどうした?」私に声を掛けてくれたのは隣のクラスの潔くん。『…なんでもない』引き攣った笑顔で言っても何も意味ないって知ってるのに。「…玲王のこと?」図星をつかれて思わず肩が跳ねる。「じゃあさ、俺らもやり返さない?」『え?』思わぬ答えに唖然とする。「はい」潔くんのジャージが目の前にだされて少し混乱する。「玲王が他の子に貸してるなら🌸もやり返そうよ」と満面な笑みで言われるものだから断れるはずもない。『、わかった!』意を決してそのジャージを受け取った。「何してんだよ!?」と焦った声と共に玲王くんが私の腕を掴んだ。『れ、お…くん』びっくりしている私とは裏腹に玲王くんは潔くんに敵対しているような目を向けていた。「🌸が不安になってた。」それだけ言い残して潔くんはその場から離れて行った。玲王くんと2人きりになって沈黙が続く。「ごめん」先に沈黙を破ったのは玲王くんの方。『…不安になるから、やめて』「絶対もうしない」そう誓ったのだった。
〜その後〜
「…いつまでくっついてるの?」と凪くんに言われて苦笑いをする私と背中に顔を埋める玲王くんがいたのでした。
氷織 … 被害者→黒名
『信じらんない!』と愚痴る私とは真逆に幼馴染の黒名蘭世は美味しそうにパンを食べている。「また氷織?」と聞かれると『他の子にジャージ貸してた!!』と私がキレる。私の彼氏の氷織羊は超が付くほど可愛いし優しい。だから彼と仲良くなろうとする子がこの学校には多い。『あ、…』そうだ。氷織に仕返ししてやろう。『蘭世!』「?」犬みたいな目を私に向けてくる蘭世。『ジャージ、貸して』「え?」蘭世のジャージを無理矢理剥がし、自分の腕に通す。「氷織にキレられるの俺じゃん…」ちょっとシュンとなっている蘭世が可哀想になってきて、私は蘭世に手を伸ばした。「何しとるん?」『ひ、おり』気づけば氷織に腕を掴まれていて。「…何で黒名くんの着てるん」目が笑ってない。『…そっちだって』「これのことやろ?」『は、』氷織の手にはジャージがあった。『何で、』「僕が🌸ちゃん意外に貸すわけないやろ。せやから脱いで」そう言われて無理矢理脱がされ。「すまんな、黒名くん」「別にいいけど…」と他人事の顔をして三つ編みをやり直していた。「🌸ちゃんは僕とお話しよーな」満面の笑みで言われ、手を引かれた私はそのまま教室を出た。
〜その後〜
「なぁ、僕も名前で呼んだや」そんなお願い事。『…羊、?』そう呼べば「…やっぱ苗字のままでええ…」と照れた顔でそっぽを向く羊がいた。
三ツ谷 … 被害者→万次郎
「三ツ谷くん!ジャージ貸してくれない?」と1人の女の子からお願いをされていた私の彼氏。「あー…」断るのかな、貸しちゃうのかなと不安を募らせていた。不意に隆くんとバチっと目が合った。『っ、ぁ』そのまま数秒間見つめ合ったとき、隆くんがこちらへ歩み寄ってきた。「三ツ谷くん、?!」女の子はびっくりした様子でその場に立っている。「お!🌸じゃん!!」と隣の席の佐野くんが突然話しかけてきた。「…は?」隆くんはちょっぴり怒りモードに。どうしたらいいかワタワタしていると突然お姫様抱っこをされた。『へっ、?!』急な出来事に頭が追いつかない。「マイキー」低い声で佐野くんの名前を呼ぶ隆くん。「コイツは俺の女だから”」と威嚇する様にしてその場を去った。「え??」
〜その後〜
「いやーまじごめん」あの後、落ち着いたらしく一緒に佐野くんに謝りに行きました。
イザナ … 被害者→…?
「黒川くん!ジャージ…」「無理。」美人と噂の後輩からのお願いをことごとく打ち破る私の彼氏のイザナ。「🌸」『まーた酷い断り方して、』私にゾッコンなのは嬉しいし、不安にもならない。けど他の子に冷たすぎて将来が心配。「俺には🌸だけだから」そんな甘い言葉を私に振りかけ、頬にキスをしてくる。『…ちゃんと他の子と仲良くしてよ?』そんな一言でイザナは変わってしまったのかもしれない。
〜その後〜
「俺から離れたいんならもっと上手に嘘つけよ。🌸」ただ自分の本心を言っただけなのに何で…??