エセ関西弁です!
苦手な方は🔙
[ci視点]
sypに血を吸われてちょうど1週間になる。だが吸われてから1度も話さない。おれは寂しいのと同時にこれでよかったのかもという気持ちが出てくる。
ci「……。s、sypさん…???」
syp「ん?なんや」
ci「い、いや〜なんで俺と一緒にお昼食べてるんかな~思って…ハハハ。…」
いやいやいや!!ホンマになんで一緒にお昼食べてるん!!今までなんもなかったよな。え?なんで??
そんなことを考えている間にsypが俺の首元に口を近づける。
syp「じゃぁいただきまーっ」
ci「!?!?」
ci「な、何やっとるん!?!?」
syp「いや、血を吸おうと思っただけやけど。?」
は?は?は?は?????ホンマに何言っとるんこいつ。血を吸おうと思っただけやって???
sypは少し不機嫌そうに言った。
syp「俺言ったやん。なんや忘れたん?」
ci「え?そういえば…吸われた後すぐに」
─────回想──────
syp「お前の血美味いわ。」
ci「あ〜、そう……ッ!///」
syp「それで提案なんやけど、一週間に一回血ぃ吸わせてくれへんか?一応吸血鬼やし、お前の血美味いし。」
ci「……//」
syp「……はぁ。わかった。一応血吸う日が来るまでは手出さんように近づかんから。それでええやろ?…な?」
ペロッ
ci「ひゃいっ!」
────────────
ci「〜〜ッ!」
ci「ほぼ無理やりやんか!!!」
syp「やけどええ言ったんはciや。」
ci「っ!」
初めてのci呼び。さらに確かにいいと言った記憶があるからこそ、反論ができない。
syp「じゃー頂きマース」
ci「ま、まって!首じゃバレるから…」
そういい俺はシャツの首元をはだけさせ、鎖骨の下あたりを人差し指でトントンっと指さす。
ci「ここ、吸える??」
syp「ッッ!あぁ。吸えるで。甘い匂いがすごいわ。」
ci「あ〜。やっぱり跡残っちゃったな。絆創膏、絆創膏。」
syp「ほい。吸わせてもらうわけやから一応こういうのは俺がやるわ。」
ci「ア、アリガトゴザイマス……//」
sypの手。長くて細い、大きくて冷たいな。
ペタペタっ
syp「……。ま、少しずれててもええやろ」
ci「少し所やないやん!?」
syp「www」
二人屋上の上で笑い合う。sypが思ったよりだらしない生活をしてること、吸血鬼はsyp1人だけではなく、他にも沢山いること。吸血鬼は不老不死であること、運命の相手を探し、パートナーになると相手の血しか吸えない代わりに、相手も自分も半不老不死になる事。沢山聞いた。そして、沢山話せた。
なんや。俺こんなに自分のこと話せたっけな。人と話すのはやっぱ楽しいな。人やないけどw
黒猫「んにゃぁ~っ!」
syp「ん?猫か〜!んん〜??どちたのぉー?」
ci「ふふっ」
syp「なんや笑って」
ci「sypも楽しそうにするんやな〜って!」
syp「はぁ!?wどういう意味や〜!!…ま、こんな笑ったん久しぶりやな〜」
猫がsypの膝の上に座り、ゴロゴロと喉を鳴らす。猫が顔を上げた瞬間目が合う。すると猫はするりとsypの撫でる手を無視してこちらへ寄ってくる。
ci「ん〜?、どしたん笑」
猫「んにゃ、にゃぁぁ〜」
ci「うぇ!?」
syp「……は?」
コメント
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楽しみすぎるぅ.ᐟ.ᐟ 青春やねぇ(?)