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甘い蜜

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甘い蜜

1 - 〜 ケーキバース 〜

♥

140

2024年06月23日

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桃黄

ケーキバース


※ご本人様には関係ございません







【フォーク(捕食者)】


後天性に生まれる、ケーキを「美味しい」と

感じてしまう人間のこと。

それ以外は全く味がしない。

そして、ケーキを捕食してしまうことが

あるので殺人鬼予備軍として社会的に

差別されてしまうこともある。



【ケーキ(被食者)】


先天性に生まれる「美味しい」人間のこと

フォークにとっては極上のケーキのように

甘露な存在で、血肉、涙、唾液、精液、皮膚など

すべてが対象となる



三つ目はふつうの人

人工のほとんどがふつうの人。

フォークとケーキは極少数しかいない






桃 フォーク

黄 ケーキ



〜start〜





桃Side




黄「さとみく〜ん」


テレビを横目に

スマホを触っていると

隣に座っているるぅとに

抱きつかれる


桃「ん?」


スマホを机に置き

るぅとの腰に手を回し引き寄せ

頭を撫でる


よくケアをされたるぅとの髪は

指がすっと通るほどサラサラで

とても気持ちいい


黄「んふッなんでもない」


俺の手にすり寄るようにして

幸せそうに目を瞑って微笑む


桃「何だよそれw」


撫でていない方の手を

るぅとの顎に添え

目を合わせる

大きくタレ目で綺麗な瞳が

俺だけを映しているという事実が

たまらなく嬉しくて愛おしい


しばらく見つめ合いどちらからともなく

顔を近づけ唇を重ねる

柔らかく艶のある唇

俺だけが知るるぅとの甘さ


一度唇を離し

優しくるぅとをソファに押し倒す


少し火照った顔

期待をする瞳

誘うように俺の首に回された手


全てが俺の興奮材料となり

俺だけの特権だと優越感に浸る


汗ばんだ額に張り付く前髪を分け

そっと汗を舐め取る


桃「んッあまッ…」


るぅとでしか

甘さを感じることができない

俺にしか分からないるぅとの甘い蜜


黄「うれしいッ…♡」


なんて言って

顔を近づけキスをしてくる

そのままるぅとの頭に手を回し

深い口づけをする

るぅとの口内は

頭が溶けそうなほど熱く甘い


テレビでは今日の天気を知らせる

ニュースが流れているが

そんなの頭に入ってこない

るぅとの甘い声と

いやらしいリップ音が頭に響く


しばらくしてトントンと

るぅとに胸板を叩かれ唇を離す


どちらのものか分からない

イトが光に反射して輝く


桃「すっごく甘い」


なんて言って唇を

親指で拭ってみせると


恥ずかしそうに目を細め


黄「まだまだこれからですよッ?」

「早く僕のこと食べてくださいッ♡」


桃「えろッいったいどこでそんなの

覚えてきたんだよ」


黄「んふッ秘密♡」


唇に人差し指を当て

ニヤッと笑うるぅとは

とても魅力的だった


桃「それじゃ遠慮なく」

「いただきます♡」


黄「最後まで残さず食べてくださいね?♡」


るぅとの甘い蜜の味は

俺だけが知っていればそれでいい

他の誰にだって味見なんてさせない






















今日もるぅとの甘い蜜の

味を知ってるのは俺だけ





「甘い蜜」





〜end〜




最後まで見てくださり

ありがとうございましたm(_ _)m


今回はケーキバースの世界観でした!


ほんとケーキバース好きなんですよね

なんか分かんないですけど

世界観とかすごく好きです


フォロワー様200人ありがとうございます!

ほんと私の自己満に過ぎないんですけど

いつも見てくださって

いいね、コメント、ブクマ、フォロー

本当にありがとうございます!

嬉しい限りです


これからもバース系を中心に

ストーリーをあげていけたらなと思うので

よろしくお願いいたしますm(_ _)m


誤字脱字があればすみません

この作品はいかがでしたか?

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コメント

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お久しぶりですだいすきです

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