テラーノベル
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今日はリアルの人間の絵で話題な美術館にやってきた。
作者が今日は来てるらしい。
リアルの人間の絵を体験することもできるらしい。
ようやく美術館に着いた中へ入ると、とてもリアルの人間の絵があった。
作者が話しかけてくれた。
服は赤のインクが飛び散った作業服を着ていた。ポケットには道具が入っていた。
僕が「リアルですね。どうして作り始めたんですか。」と聞くと、
「ストレス発散に作り出したんです。でも、才能があると感じ始めてプロを目指し始めました。体が勝手に暴れ出す時は時間がかかりますが、それはそれで楽しいですよ」とやりがいを教えてくれた。
ちょうど体験希望者の体験が始まるから見学することにした。
希望者は椅子に体を固定された。
集中するためなのだろうか。
作者がナイフを持ってきた。
切り絵を作るのだろうか。
だが、”希望者に”ナイフは向けられている。
体験が始められた。
グサッ
スーッ
グサッ
ボトッ
僕は息を止めた。
なるほど、
これが
リアルの人間の絵だ。
わかりやすく言うと
リアルの人間が使われている絵。
リアル
“本物の人間”の絵だ。
コメント
1件
なんとなく結末がわかっていた私はサイコパスなのだろうかw