この作品はいかがでしたか?
227
この作品はいかがでしたか?
227
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
⚠ 自〇未遂、自〇行為表現があります、苦手な方はすぐに閉じて
他の方の素晴らしい小説を閲覧しといてください。
※これらは創作です。
✖︎ ✖︎ ✖︎
親は仕事。
ばあちゃんは買い物。
じいちゃんは畑。
ペットの猫はソファの上でここは私のものだと言わんばかりに占領している。
帰ってきてすぐに上着とバッグを一緒にそこら辺に投げ捨てる。
2階へ急ぐ、階段を1段飛ばしはいつもの事、
ちょっと転けかけた。
今日は心から決めていたこと、私の願いを叶える日。
枝分かれしている収納家具を支えているバッテンの棒に私は大量の
少女漫画(ち〇お、リボ〇等)をこれでもかと置いた。
いとこが忘れていったズボンの紐を机の中から取り出す。
ネットで”あること”を調べ、出てきた動画を試す。
✖︎ ✖︎ ✖︎
出来た。
同時に階段からのぼってくる足音が聞こえる。
ばあちゃんが帰ってきたのだ。
「───!!」
何か言ってる、
いつからか私は階段の音が恐怖の対象になっていた。
音が大きくなってくる、近づいてる。 体が震えた。
─────────
私の部屋の前を通りすぎていく気配がする。
こうなることは分かっていた、けど……
今はそんなことどうでもいい。
最後に私はズボンの紐を枝分かれしている先に括り付けた。
残りの少女漫画本を3、4冊積んで台にして、そこに足をのっける。
✖︎ ✖︎ ✖︎
……後は下へ降りるだけ。
簡単なこと。
ずっとずっとずっと
自分に暗示をかけるように心の中で繰り返す。
心臓が痛い。息が苦しい。
ここまで来てやらないの?
大丈夫だからね、だから………
✖︎ ✖︎ ✖︎
私は下へ降りた、
……3秒だけ。
意気地無し、足はつま先を立てなければつくことは無い。
でも無意識に立ててしまう。
もう1回、次こそは。
─────────
気管が狭まるのが分かる。
痛く、苦しい。
顔が歪み、前が見えない。
好きな推しを思いだす、好きな曲を思いだす。
感情がぐちゃぐちゃして分からない。
心の闇鍋が出来ちゃってる。
苦しい、苦しいっ、苦しいっ!!
気づいたら私は台の上にのぼっていた。
─────────
体に酸素が入っていく。
急いで紐をとって降りる。
無力感で情けなかった。
あんなに決意したのに、結局はこうだ。
馬鹿馬鹿しい。
日光で黒みがかっている腕、
手の甲側にある傷を見て安心する。
まだ赤い。
✖︎ ✖︎ ✖︎
泣いた、たくさん、たくさん泣いた。
止まらなかった。
近くのコンビニで買った安物の刃物が机の下に転がっている。
周りには赤のまだら模様が入ったティッシュが散乱している。
扉の向こうでばあちゃんが「夜ご飯の時間」と呼びかけてくる。
パーカーを着て、腕を隠し、鏡でうっすら赤い線がついている首を見る。
(カウンセリングって楽しいかな……?)
なんの関連性もない疑問が頭をよぎる。
それと同時にまた不安と恐怖が押し寄せてくる。
ご飯と呼ぶ声はまだ続いてる。
今出せる声はさほど大きくない。
喋りたくもない。
無性にイライラし、落ち着かせるために腕に爪を食い込ませる。
痛い、けど気持ちい。
✖︎ ✖︎ ✖︎
仕事から帰ってきていた親が階段をのぼってくる音がする。
何度呼んでも降りてこない私を呼びに来たのだろう。
このままだと部屋に入られる……!!
私は急いで立ち、部屋を出る。
扉の前で親と会った、開ける寸前。危ない、危ない……
一階へ降りる、体が重い。階段を1段降りる度に体重とはまた違う重みがのしかかってくる。
降りた後は疲れてベッドにダイブしたい気持ちで頭が埋めつくされた。
✖︎ ✖︎ ✖︎
その後はあまり動かない、
午前四時まで動画を見て、五時に寝る。
七時に起きて、七時半に家を出て学校へ行く。
下を向いてパーカーのフードをかぶる。
通学路、前に人がいたら走って程よい距離をとる。心臓はバクバクだ。
気持ち悪い、頭が痛い。お腹も心做しか痛くなってきた。
結局その日も1時間保健室で休んだ。
サボりと思われただろうなぁ…。
一日が長く、憂鬱だ。
✖︎ ✖︎ ✖︎
私は今日も生きている。
※最初にも言いましたが、これらは創作です。
あとがき的な何か。
現実でありそうな感じで生々しさを
表現したかったのですが…
見事に失敗しましたね。
目を瞑っていただけると幸いです。
支離滅裂で脱字、誤字が酷いと思いますが
無視してください。直す気もないので。
最後に、見つけてくれてありがとうございました(。・ω・)ノ゙