TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

思えば、中学生の頃から往々にして

「海外に住みたい!」

とよく思っていたし、周りにも言っていた。

別に英語の成績が良かった、などではない。むしろ悪かった。

遺伝子云々で検査をしたわけではないが、私の父・母は生粋の日本人である。

もちろん、祖父や祖母も海外の「か」の字も当てはまらないほどの日本人。

なのに、私自身の性格や行動が日本人のそれに当てはまらないのだ。

上には従いなさい。反論はいけない。周りに合わせなさい。協調性が大事。はみ出るな。出る杭は打たれる。

思いつく限りだとこれくらいだが、よく思い出せばもっと出てくると思う。そんな生きづらを常々感じながら、それを隠すように、我慢できるレベルで自分を出して生きてきた。

もちろん、日本人でよかったと思う所もある。

上記の事とは別に、日本人の礼儀や気遣いに関しては、ある種の美徳を感じていた。

なので、武道を嗜み、礼儀作法などは体得した。

(しかし武道時代は体育会系的なノリや体制が辛く、記憶から抹消したいくらい)

だが、夢だけは立派な年頃の男の子には、なす術もなく日に日に海外欲は薄れていった。

そして20代後半、いろんなゲームに手を出していた私は、いろんな国の人と話す機会があった。

もちろん、英語などからっきしな私だか、彼らは日本が好きで、ある程度の日本語での意思疎通がとれた。

そして、それぞれの国の事や人について聞き、また、あの想いに火が灯った。

「海外に行きたい」

loading

この作品はいかがでしたか?

12

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚