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中に入ってまず思ったことが、今までの建物と違ってかなりきれいだということと、外見以上に広いということ。なんで入っちゃったんだろ…
探索するのが面倒になり、何も見なかったことにしようとして外に出ようと入ってきた戸に手を掛けると、戸に何かが引っ掛かったのか戸が開かなくなってしまった
「…マジか…入んなきゃよかった」
とはいえ閉じ込められては仕方がないそういう運命なのだと納得させ、大人しく探索することにした。追われてなくて良かった~
片っ端から探索していると、ある部屋で表紙に柳が描かれた本を見つけた。中を見てみるとどうやら日記帳のようだった
『〇月〇日
今■■耶が亡くなった。出■■■■いてしまい、元々体の弱か■■■■持たなかったのだ。生まれたの■■子の女の子だった。妹■■姫、姉を月■と名付けた。伽耶■■■引き換えに生■■た子達なのだ、■■■分まで大切に育ててやろう。
△月△日
今日神■■行くと、封■■少し弱くなっていた。前回の■■をしたのが■■前だというのに。このままだと■くて15年、遅くても■■以内には封印■■けてしまう。早急に■■の準備に取り■■らねばならない。
△月×日
今日■■■議を行った。会議の結果、次の生■■■姫と麗■■決定した。既に亡■■耶との間にできた、子■■■贄にしなければい■■■■なんて。きっと、柳■■■■■■でたくさんの■■■犠牲にしてきた■■■たったのだろう。こ■■運命というものなのだろうか。だ■■たらこんな運命なんて、■■■■■■■■■■■』
ページのほとんどが破れていて読めそうにない。読めそうなページも所々読めない状態ではあるが得られた何個かの情報を頭の中で整理する。
おそらく生まれた双子?の女の子達の名前は月姫と麗姫だろう。昔ネットで和風な名前を調べたときに出て来ていたため少なくとも私はそう読むことにした。麗姫ってこう書くんだ…
そして二人の母親は普通に読むならば、伽耶だろう。これは比較的簡単に想像できる
そして、日記の最後のページを見るに、月姫と麗姫は儀式の生贄になってしまい、麗姫は未練があるまま生贄になったから今もこの集落を彷徨っているのだろう。ということは、月姫も亡霊となってこの集落を彷徨っている可能性があるのか…麗姫みたいに襲ってこないといいな…まぁ、会う機会があればその時はその時だ
改めて探索することにした