〇〇が最近、忙しさや気疲れでずっと気を張ってた。
でも実は、本当は体調は悪くないけど、ちょっとだけ“甘えたい”。
だから——
“風邪をひいたフリ”をして、今日は1日ベッドでダウンモード。
それを知った3人は……
「全力で甘やかす」 or 「嘘だって気づいて、逆に構い倒す」?
その2つが入り混じる、ちょっとイタズラ心のある、甘やかし全開!
朝、8:32。
シャアハウスのリビング。
3人が食卓を囲んでると、〇〇の部屋から声。
〇〇(小さく)「……んん、頭痛いかも……今日はちょっと休むね……」
元貴「……風邪?」
滉斗「え、昨日まで超元気だったじゃん?」
涼架「これは……女優、〇〇の出番だな?」
(3人、顔を見合わせてニヤッ)
元貴「よし、じゃあ全力で“風邪看病”しようか」
滉斗「それが罠でも構わないってことだよね〜〜〜」
涼架「逆に、演技力試されてるって思うと燃えるな」
【氷枕のトラップ】
(〇〇の部屋、ドアをノック)
元貴「おはよう、看病チームです」
〇〇(布団から顔だけ出して)「……ありがと……」
滉斗「熱、測った?」
〇〇「ううん……でも頭重いし、熱っぽい気がする……(演技)」
涼架「じゃあ、氷枕置いとくね〜〜」
(5分後)
〇〇(心の声)「さむっ!!え、なんでこんなにキンキン!?逆に具合悪くなりそう……」
(→涼架、こっそり多めに氷入れてた)
【看病、という名のスキンシップ祭り】
(再びドアが開いて、元貴が入ってくる)
元貴「汗、かいてる?タオル持ってきた」
〇〇「ん、大丈夫だよ、拭ける……」
元貴(額に手を当てて)「だめ。俺がやる」
(ひやっとした手で額を拭かれながら、耳元でささやかれる)
元貴「嘘でもいいから、“元貴がいてくれて嬉しい”って言って」
〇〇「……そ、そう思ってるし……!!////」
【滉斗の“疑ってるけど構う”タイム】
(お粥を持ってくる滉斗)
滉斗「はい、〇〇スペシャル。野菜くたくたお粥〜」
〇〇「ありがとぉ〜……」(声弱々しい)
滉斗(一口スプーンを差し出しながら)「ほんとに具合悪いなら、自分で食べられないよね?」
〇〇「……食べられるよっ(汗)」
滉斗「……だよねぇ〜?(笑) でもさ、甘えたいだけなら正直に言ってくれたらよかったのに」
(優しく髪をなでながら)
滉斗「俺ら、全力で〇〇に甘えさせる準備、いつでもできてるんだけど?」
【涼架、ついに見抜く】
(涼架が熱を測らせたあと)
涼架「……はい、36.5度。バレましたー!」
〇〇「……ッ(気まずい)」
涼架「あのさ。演技もいいけど、ほんとに甘えたいときは“風邪のフリ”とかしないで言って?」
〇〇「……でも、みんな忙しそうだったし……なんか、言えなかった……」
(涙ぐむ)
(3人がすぐに寄ってきて、ぎゅっと抱きしめる)
元貴「……言って。いつでも。何回でも。俺たち、全然“めんどくさがらない”から」
滉斗「むしろ、“〇〇に頼られる俺ら”が見たくて毎日頑張ってんのに」
涼架「体調悪くないってわかった今でも、正直……めっちゃ構いたい」
(結局、風邪じゃなかったのに、1日中ベッドで)
頭なでられる
手を握られる
ずっと褒められながら抱きしめられる
お昼寝も、誰かが隣でうとうと
夜、〇〇の寝言:
「……甘えるの……許可制じゃ……ないもんね……」
3人、小声で笑って。
元貴「うん、許可なんて、いらないよ。」
こうして、〇〇は「風邪じゃなくても甘えていい」を、
この日から胸を張って覚えたのだった。
コメント
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元々書いてあったリクエストのところに書こうと思ったけど、なんかわかんなくなったからここにリクエスト書きます!!ミセスが仕事で忙しすぎて〇〇ちゃんに甘えれなかったから一日中甘えるのみたいです!!長文ごめんなさい!!