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公認ラヴァ〜それでも愛してる〜

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公認ラヴァ〜それでも愛してる〜

22 - 第22話賢也side<運命の一日>

♥

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2023年09月10日

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報告する

「じゃあ行ってくる。必ず病院に行ってくるんだよ」


「うん。わかった」


今朝の有佳は表情が硬いように思えた、不安があるのかも知れない。

きっと不安にさせているのはオレだ、もう絶対に裏切ったりしない。


席に着くと田中が話をかけてきた

「奥さんどうしてる?妊娠検査薬とか使ってみた?」

そう言われて、わざわざ病院に行かなくても結果を知る方法があったことに今気がついた。


「うあ、そうだった。検査薬を使えばよかったんだ」


「お前って、仕事はできるけど、そういうところは抜けてるんだな」


「うるせ、今日病院へ行ってくるって。連絡待ち」


田中はニッコリと笑って「うまくいくといいな」

そう言うと肩をポンと叩いて出て行った。



落ち着かない・・・

何件も大森さんから着信が入るが、それに関しては無視をしているが、有佳からかも知れないと思うとスマホが震える度確認をしないといけない。

大森さんは廊下ですれ違う事があるが、目を合わせることもしなかった。


ちらちらとスマホの画面をみていると、待ちに待った通知が入った。

着信の知らせる画面ですぐにでる。

「病院どうだった?」


「うん、それでね今日も残業?」


一瞬、息が止る。

有佳は残業と言ってオレが何をしていたのか知っている。

「いいや、残業はないよ。今日もこれからも残業はしないよ」


「そっか、よかった。賢也が帰ってきたら話をするね」


結局、答えはお預けだ。

「わかった、ゆっくり休んでいろよ」




有佳からの電話のあとは何をしたのか覚えていないくらい心ここにあらずだ。


しっかりとした父になろう。


帰宅したオレを有佳が出迎えてくれてる。

暖かい家庭


でも、

なにか少し違和感があった。


いつもなら、夕食が並んでいるダイニングテーブルにはノートパソコンと茶封筒が置かれている。



「金曜日にこの時間に帰ってくるのって久しぶりだね」


胸騒ぎがする。

「あ・・うん、そうだね。今までごめんね」


「そのごめんねは何に対して?」


逃げ出したい思いに駆られる。


「え?」


「ダイニングテーブルの方に座ってくれる?今、お茶をいれるね」


「いや、オレが淹れるよ。有佳は座っていて」


とりあえず、お茶を入れながら深呼吸がしたかった。

金曜日とか残業とかそんな言葉に反応してしまったが、単に妊娠の報告かも知れない。

いつもはダイニングテーブルでパソコンを広げない、もしかするとエコー写真みたいなものがあるのだろうか?


飲みやすいようにマグカップに緑茶を入れると一つを有佳に渡して、もう一つは自分の前に置いた。


「それで、どうだった?妊娠だった?」



「妊娠なんてしてないわ、もう一ヶ月以上も賢也は私とはしてないでしょ。それに、賢也が大森恵美さんとセックスしている間にわたしには生理が来てるから」


有佳は冷たい表情で淡々と言い放つ、その言葉は氷の刃となって胸に突き刺さった。


田中に聞いたときはまだ、半信半疑だった


「有佳が・・・か・・・会社に来たっていう話を・・き・・・いたんだけど・・そ・・・」


「大森恵美さんに話を聞きに行きました」


それでも、この幸せを手放す訳にはいかない

「彼女が何を言ったかは知らないけど、オレは」



有佳は茶封筒から時系列にオレの行動が印字された“報告書”という書類と、大森さんと行ったホテル、大森さんのマンションに入って行く男女の写真・・・オレと大森さんの写真が並べられていく。

身体から力が抜けていく。


「賢也が毎週金曜日、残業の日はいつも同じ香水がシャツにつていいる事に気がついたの。不安で仕方が無くて勇気を出して賢也を誘っても抱いてくれなかった。香水の人と何かあるから私とはしたくないんだと思った」


「ちが・・」


「だから、たまたま見つけた探偵事務所に調査をお願いしたの。もちろん、それは私が結婚前にためていた預金からだしてます。賢也が知らない女性とホテルに入って行ったと言う報告をうけても、どこかにまだ賢也が私を愛してくれていると思っていた。だから、もう一度誘ったのに断られて、完全に私への思いは無いんだと悟りました」


「違うんだ、聞いてくれ」

ちがうんだ、オレはオレは・・・

「う・・・浮気は・・・して・・た・・でも、有佳を愛してるんだ。だから、大森さんを抱いたあとに有佳を抱けなかった。有佳に誘われて嬉しかった,初めてのことだったから、でも浮気をしてきて有佳を抱くのは穢してしまうんじゃ無いかと思ってできなかった。何度も、やめようと思ったんだ。本当だ」


「でもやめなかった」


そうだ、やめなかった。


罪悪感はあったのに、どこかにバレなければと言う気持ちがあった

「それは・・・本当にごめん、謝っても許してもらえないと思うけど、愛してるんだ。大切なのは有佳なんだ。傷つけておいて何を言ってるんだと言われても、オレが愛してるのは有佳なんだ」


手が・・・足が震えてくる


汗がでるのに、喉はカラカラだ





ピンポーン



こんな時間に誰だ?



「賢也、悪いけど出てくれる」

声をかけられて慌てて立ち上がったせいで足が椅子に引かってしまう。かろうじて立ちあがって玄関に向う。


ドアを開けると茶封筒を持った郵便配達員が立っていた。

「書留です、判子かサインをお願いします」


あわててシューズボックスの上にある小箱からシャチハタを取り出すと指定の場所に押印し、封筒を受け取った。


宛名には片桐賢也様と書かれている、差出人には片桐有佳と書かれていた。


受け取りたくなかった

中を開けるのが怖い


リビングに戻り脱力しながら椅子に座ると、「開けて中を確認して」と言って鋏を渡された。


鋏が紙を切るしゃくしゃくという音だけが響く。


中から出てきたのは


示談書と書かれた紙だった。

震える手で内容を確認する、今顔をあげれば有佳と目が合ってしまいそうで怖かった。


途中から読み進めることが辛くて二ヶ月前のことを思い出していた。


みんなと一緒に二次会に出ていれば

タクシーで帰っていれば



飲み会に出なければ


気がつくと有佳が条文を声を出して読み出した。


第一条 乙及び丙は甲に対して、乙と丙が不貞行為を行った事について真摯に謝罪し、甲の離婚の申請に対して無条件で承諾すること。


第二条 乙は甲に対して金弐百萬圓の支払いをするものとする、ただし一括のみとする。


第三条 ・・・・・・・・





伝えたいことは一つだけだ

「別れたくないんだ、お願いだ」


「どうして?私と別れて大森恵美と結婚する約束までしているでしょ?」


呆れたような表情で有佳は言うが、一体なにを言っているのか・・・

「そ・・そんなことはしていない」



オレが否定すると、無言でパソコンを操作し始めた


ファイルをクリックすると音声が再生された。


「ねぇ、離婚はいつ成立するの?」


「あぁ妻がなかなか承諾してくれなくて」


「お前みたいなつまらない女はいらないって言ってさっさと判子を押してもらったら、性の不一致って言って」


「それだけじゃ離婚の理由にならないだろ」



「これは・・・」


「ごめんなさい、あなたが彼女の部屋に行った日にベルトの裏に盗聴器を付けさせてもらったの。離婚が待ち遠しかったんでしょ?」


「違うんだ・・・」

この時、最後には別れ話をしているはず、だがこの音声はその部分は編集されているのだろうか



「離婚を承諾してもらえない場合は調停をおこないます。その時はこのデータは提出できないのでもう一つ用意してます」


そう言うと有佳はもう一つのデータを再生する。


「なら、わたしもいいますけど、いったいいつになったら離婚するんですか?賢也くんがかわいそう」


「賢也がかわいそうとは?」


「性の不一致も十分な離婚の原因になるとおもいません?マグロ女じゃ賢也くんがつまらないって、だからわたしが慰めてあげてるの。それに、賢也くんもわたしと一緒にいたいのにマグロ女が離婚に応じてくれないって嘆いているのよ。かわいそうでしょ」


「マグロ女ってだれか分ってるわよね?お・く・さ・ま」

「だから、さっさと別れなさいよ」


「慰めるとはどういうこと?相談にのっていただいているということですか?」


「そんなだから、つまらないって言われるのよ。あなたとのセックスがつまらないからわたしとセックスしてるの。すごく気持ちいいって。妻とは味わえないって、わたしの身体がたまらないって、分った?」


「それは、賢也と身体の関係があり不倫をしているということを認めるんですね?」


「不倫なんて変な言いがかりを付けないで、わたしと賢也くんは愛し合ってるの。恋人同士だけど、たまたま賢也くんが結婚していただけのこと。だから、さっさと賢也くんを自由にしてあげて」



この音声の為に有佳は会社に来たんだ。

「違う,違うんだ・・・ちが・・」


「私はマグロ女ってヤツなんですね、でも私は賢也が初めての人だった。それは賢也も知っているはず、私はどうすればよかった?」


そうだ、どうして・・・有佳ともっと分かり会えるようにすればよかった。


「そんなに、大森恵美とのセックスは気持ちが良かった?それなら私に遠慮することはないです。子供だって大森恵美とつくればいい」


違う、そんなことは望んでいない

「好奇心だったんだ、大森さんに誘われて酒の勢いも手伝って、勢いでホテルに行ってしまった。そのあとは、断っても奥さんにバラすと言われてそれが怖くてズルズルと続けてしまったんだ。大森さんに好意はもっていないんだ」


「最低」


そうだ、最低だ。


スマホに着信を知らせるバイブが震えた。

チラリと見た画面には大森さんの名前が見える

こんな時に・・・すっかり当惑していると


「大森恵美さんからでしょ?」


今更嘘をついても仕方が無い、頷くことでかろうじて肯定できた。


「スピーカーにして電話に出て」


思いもしない言葉に汗がとまらない。

「でも・・」


「出て」

これほど強く声を出す姿を見たことがない、あわてて言われたとおりにした。



『賢也くん、もうっどうしてLINEも電話も返事がないの』


「連絡はしないでくれって言ったよね」


『奥さんが怖くなったの?でももうバレてるわよ』


「ああ、知ってる」


『それでね、示談書が届いたんだけど』


オレだけじゃ無かったのか、有佳をみると涼しい顔で頷いた。


『200万を払えって書いてあるんだけど、こんなに払えない。どうしよう賢也くん助けて』


すると、有佳がメモ書きを目の前においた

“あなたが払ってあげれば?”と書かれている。たしかに、長引かせるよりはいいのかもしれない。


「いくらまでなら払えるの」


『う~ん100万ならなんとかできると思う』


「それならのこりの100万はオレが出すよ」


『本当!良かった、これでまた会えるわよ』


「どういうこと?」


『条文に、慰謝料を支払ったら支払日以降の交際については自由とするって書いてあるの。それって、お金さえ払えば奥様公認の恋人になれるのよ』


「お金についてはまたあとで電話する」

頭を整理したくてあわてて通話解除ボタンをタップした。



「どういうこと?」


「不倫は二人で行った事です。お互い思い合って恋人気取りでいても、あなたは既婚者なんです。私は不貞者二人から慰謝料を支払っていただく権利があります」


「うん・・・それは、分ってる。本当にごめん、そこじゃなくて条文がオレのとは違うんだ」


「ええ、慰謝料を支払ってもらえれば好きにしていいし、賢也は今ここで離婚届にサインしてもらおうとおもっているからその文章は入っていないわ」


有佳は目の前に離婚届と印鑑を置いた。


「有佳、お願いだ。考え直して欲しい、もちろんオレはもう二度と有佳を裏切るようなことはしない。別れたくないんだ。愛してるんだ。どうか」


「私は、賢也に愛情を感じなくなってしまった。賢也に拒絶された夜、哀しくて悔しかった。もう決めたの」


「離婚を思いとどまってくれたら、オレは何でも言うことを聞くから。何でもする。チャンスが欲しい」


この結婚を続けていくためにはなんでもする。

椅子から降りると、オレは有佳に土下座した。


「お願いだ、やり直してほしい」


「あんなに大森恵美と結婚したがっていたのに」


「オレは有佳と別れて大森さんと結婚するなんて思っていないし、大森さんにも本命の恋人がいるんだ。お互い遊びのはずだったのに、どうして急にオレに執着するのかわからないんだ」

「お願いだ」


有佳はため息をつくと、テーブルの上を片付け始めた。

「月曜日の3時までに大森恵美の200万円を指定口座にいれてくれる?月曜日に入金確認ができればもう一度話し合いましょう。もし、入金確認ができなければ離婚調停をおこないます」


「ありがとう」

オレはいつまでも土下座をした。



いつもの朝だった。


有佳はあたたかい朝食を用意して「おはよう」と挨拶をする。



サラダとオムレツとベーコンがワンプレートに盛り付けられ、コンソメスープと焼きたてのトーストがテーブルに並んでいた。


「朝食ありがとう、もう食べられないと思っていた」


「離婚が成立するまでは賢也の妻にはかわらないので主婦の仕事はちゃんとします」


「うん」


「それから、私ね仕事をはじめているの。今は使用期間でパート扱いだけど、来月から正社員になるから帰りはおそくなるかも」


え?仕事?


「離婚しても自立できるように事務の仕事を始めたの。結婚する前は事務と経理をしていたから、それが役立ってる。ただ、土日がないから今日も明日も仕事に行くわね」


「ここのところ土日に出かけていたのは、仕事だったの?」


嬉しそうな有佳を見つめる。

いままで、有佳を独り占めしたくてこのマンションに閉じ込めてきたが、今、有佳はこの狭い世界から飛び出していってしまった。


「そう、あなたにも秘密があるように、私も秘密にしていたの。あと、気付いてるかも知れないけど書斎に鍵をつけたから、書斎にあった賢也のものは寝室のクローゼットにいれてあるから」



「わかったよ」

何も言えなかった




有佳は仕事に出かけていった。

いままで、休日は二人でドライブをしたりショッピングをしたり、旅行にも行った。

部屋に居るときは肩を寄せ合って映画やドラマを見たり、本を読んだりしていた。


いつかそんな日々が戻ってくるのだろうか・・・


その日をいつか迎えるために、することがある。




「賢也くん」


大森さんはワンコールで電話に出た。


「賢也くん、会いたい」


この人は一体どいういう頭の構造をしているのか・・・

しかし、彼女に月曜日に必ず送金をしてもらえなければ離婚になってしまう。

なんとか、いなさないといけない。


「大丈夫?」


電話の向こうで彼女は泣きじゃくっている。

「ねぇ、会いたい、会いたい、会いたい」


「今は無理だよ。昨夜、妻と話をしたんだ」


「あの女、なんだって?」


そんな言葉に腹が立つが我慢するしか無い。


「月曜日の3時までに200万を振り込めば、離婚が成立する前でも大森さんと会っていいって、金曜日以外でも会えるようになる。離婚まではいろいろと手続きがあって時間が掛るけど200万さえ払えばまた二人で会えるよ」


「本当」


「ああ、100万用意できる?オレも100万を用意するから」


「大丈夫、用意できるわ」


「月曜日の朝一番で大森さんの口座に振り込むから3時までに指定の口座に振り込んでくれ」


「じゃあ、そのあとなら会える?」


「ああ、月曜の夜は話し合いをしないといけないからそれ以降になる」


「でもごめんねお金出してもらって」


「二人の事なんだから気にしないで」


「賢也くん愛してる」


「ああ、じゃあ切るね」

嘘でも愛してるという言葉を使うことができなかった。

それでも月曜日まではうまく付き合っていかないと、有佳との交渉ができなくなってしまう。



有佳が帰ってくるまで何かを作って見ようと思いスマホで検索をする。

どちらにしても凝ったものなど作れるわけがないからカレーを作ることにした。

レシピ通りに作って行く、作ると言うよりも切って煮てルーを入れるだけだが、野菜の切り方に沢山の切り方があることをしった。


知らないことって沢山あるんだ。


レタスをちぎっただけのものだったがサラダもどきも作りテーブルに並べると有佳が帰ってきた。


「おかえり有佳、カレーを作って見たんだけど」


声を掛けて見ると有佳は微笑んで「おしそうな香り、着替えてくるね」と言って今では有佳の部屋である書斎に消えていった。


初めて作ったカレーを有佳はおいしいと言って食べてくれた。


しかし、ソファに座るオレの隣に座ることはなかった。




有佳は日曜日も仕事だ、そういえば仕事内容は事務だと言っていたがどんな会社に勤めているんだろう、事務と経理と言う割には土日祝日も出勤だと言っているからサービス業の事務なんだろうか。


今は、聞けない


書斎だった部屋の前に立つ。

そっとドアノブに手を掛けて回してみるが引っかかってしまう。


鍵が掛っていた



「ははは・・・」

すっかり信用がなくなったな・・・


何もしたくなくてソファにもたれているとスマホが着信を知らせる。


はぁ、ため息をついてから電話にでる。


「賢也くん、今何をしていたの」


「何も」


「今からちょっとだけ会えない?」


「支払ったら二人で会うのは構わないということだろ、それまではちゃんと約束は守ろう。タダでさえオレ達は不利なんだ。連絡を取り合っていることが知られるとよくないから、慎重に行動をしてくれ。明日は振り込みをしたら連絡するよ」


「わかった、愛してる」



通話を切ると脱力してソファに沈み込んだ。


疲れる・・・・


とりあえず、明日の100万は用意できるがオレの分の200万は実家に頼むしか無い。

なんて言って借りよう、まさかオレの浮気でとは言いにくい・・・

かといって、上手い嘘がつけるだろうか、変なことを言ってしまえば有佳に対して両親が悪い印象を持ってしまう。


有佳に内緒の投資に失敗したと言うしか無い・・・・


スマホを手に持って実家の連絡先をタップしようとしたところで指を止める。


電話で済ますことじゃないよな・・・

明日の話し合いの後、両親に会いに行こう。




有佳が帰宅すると普段通りに夕食を食べる、仕事の事を聞いていいのか分らず当たり障りの無い会話で時間を消費する。

食事が終われば有佳は自分の城に籠もってしまうだろう。

そうさせているのはオレなのだから・・・


大森さんは本当に振り込みをしてくれるだろうか



まずそこが上手くいかなければ

もう二度と話し合いには応じてくれないだろう

それだけはなんとか阻止したい


公認ラヴァ〜それでも愛してる〜

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