テラーノベル
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「おはよう。」
その一言に心臓がきゅってなる。
「お、おは…よう……」
声を絞り出す。
無理やり口角を上げる。
「もしかしてよく眠れてない?
ひどいクマだよ。」
「そ、そんな事…ない、…
よく眠れた…」
「そう?ならいいんだけど。
なんかあったらすぐに言ってね。」
「うん、ありがとう…」
「父さん、母さん、行ってきます」
部屋に見合わない大きさの仏壇の目の前に立って手を合わせる。
心做しか「行ってらっしゃい」と聞こえる、気がする。
靴を履く。ドアを開ける。外の空気を吸う。
また、いつもの日々が始まる。
「おはよう」
いつもの顔に挨拶する
「おー!おはよう洸太!」
洸太 「いつも元気だな、暁」
暁 「ふっふっふっ…俺昨日良い事あったんだよ!」
洸太 「?なんだよ どうせナンパした女の子が可愛かったーとかだろ?聞き飽きたよそれは」
暁 「ちっげーよ!見ろ、これ!!」
暁がスマホの画面をこちらに向けてくる。
…なんだ、昨日の記事か?
洸太 「『話題の新人女優、大麻密輸か 本日付けで事務所解約』…って何これ。お前これ良い事なのか? 」
暁 「俺も最初はショックだったんだよ。俺この人の事すっげー可愛いと思ってたからよ。でも別のこっちの記事見てみろ」
洸太 「『実は自己中心的!?一躍大ヒットした女優の裏の顔』…可愛い顔して自己中のヤな奴だったって事?」
暁 「そーそー。こういうやつなら捕まって当然って思うだろ?」
洸太 「う、うーん…そういうものなんかな…」
萩原 洸太 Kota Hagiwara
高校1年生
両親を亡くし一人暮らし
杉本 暁 Sho Sugimoto
高校1年生
洸太と同じクラス
第二作目です!!
初作の「俺とあいつの鬼ごっこ」を見てくれた方、ありがとう!
今回は前作を活かしてよりドロドロなBLを書いていきたい!
「首輪」も是非いっぱい読んで欲しいです♪
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続く