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本当は私の居場所だったのに
どうしてこうなってしまったんだろう
私は昔から悩んでばかりいた
周りが羨ましかった、いつも楽しそうで
私もああなりたかった
「○○ちゃんって、どうして普通に話せないの?」
「○○ちゃんって太ってるよね」
「○○ちゃんが居るからリレーで負けたんだ」
「アンタなんか社会のゴミ」
小さい頃からそう言われてきた、大好きなお母さんにも
悲しかった、憎かった 自分も皆も
だから、私を守ってくれる人が、頼れる人が欲しかった
そのせいかもしれない、友達に依存するようになったのは
小学3年生の時、美羽という友達ができた
すぐに仲良くなれて、いつも一緒に帰ったりお互いの家で遊んだりしていた
邪魔が入るまでは
私にはもう1人友達が居た 花緒という子で最初は3人でも仲良くできていた
でもある日、花緒ちゃんが美羽ちゃんと2人だけで帰りたいと言われた
どうして2人なんだろう? あとから入ってきたのに…そう思った
そして私はだんだんと花緒ちゃんを警戒し始めた
あの子が奪われるかもしれない
こうして私は美羽に依存し始めた
これのせいで自分の人生が狂うとも知らずに…