創作小説注意 .
嫌い
嫌い
あの姿を見てしまえば
何とも美しき姿
其れというものが嫌いだ
私より先に逝ってしまった事を私は嫌う
二人で暮らそうと約束をしていた
其方は約束を破り 、 私を嫌う
其方が逝ってしまったのはある日の事
其方は私の近くの川岸で詩を歌いめいていたであろう
其の姿は美しきだが残酷な姿を見えていた
私は未だ覚えていた
其方はこう歌っていた
“ 何にも就く人 ”
“ 最愛の一言 ”
“ 左様なら ”
之の繰り返しであったのだ
あんな風に直ぐに終わって仕舞うのに
残酷な姿 、 否 、 儚く 、 美しく 、
其方の凡て 、 何もかもが綺麗に見えてしまっていたのだ
其方 、 今私は其方が詩を歌めいていた美し気場所で
其方が歌めいていた詩を私は歌い 、
其方の処へ逝き 、 其方といつしょに暮らす生活を願っておる
― ― ― 📺 ))
詩人 __ 深澄木は○○川岸に息を引き取り姿で見つけられた
― ― ― 🗣️ ))
“ 愛人の方 ( ほう ) が先に逝って仕舞っただとね ”
“ まあなんと 、 ”
コメント
2件
深いッッ…、内容が儚いと言いますか…、嫌いで愛した人って言う感じが凄い伝わってくる…もう本当凄いです…