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太宰side
教務室の扉が開けられる。そこに居たのは、
《イリーナ・イェラビッチ》
ハニートラップの達人だったかな。まぁ、首領や僕達には、掛からないけど。僕達の敵じゃあないな。
イ「そのガキンチョ2人が政府からの刺客?本当に使えるの?」
烏「おい、此の子達は政府からと云っても、ポートマフィア幹部とその相棒だ。強いと聞いている。」
おや?此の人達は僕達のことを知っているようだ。一応、此の人達には云っておこうかな。
太「お二人はどこまで知っていますか?」
烏「君たちが、ポートマフィア所属である事。暗殺に協力し、生徒達を守る事。一才歳上である事。そして、異能力者である事。」
太「成程。」
殆ど話は聞いているようだ。
中「生徒の安全の保証はできねぇが、守り抜いてやるよ。任務だからな。それから、仮にも此処の生徒だ。仲良くやるぜ。だから、信用してもらって構わねぇ。首領の命令じゃ無きゃあ殺ろさねぇよ。」
中也がいきなり口を出した。珍しい。普段なら僕の話の補足ぐらいなのに自分から詳しく話すなんて、何か首領に言われたな?
太「ふーん。」
中「?なんだよ。」
太「何でもなーい。」
中「?取り敢えず、仲良くしろよ。」
太「分かってるってば。」
僕にだけ隠し事なんてつまんない。そんな事を考える。するといきなり、声が聞こえる。
イ「ポートマフィアってあの?!魔都、ヨコハマにある組織の?!」
太「そうだよ。因みに僕ら2人で双黒なんて言われてるよ。て云うか、自己紹介して貰ってないんだけど、お願い出来ますか?」マァ、必要ないけど。
イ「あぁ、そうだったわね。私はイリーナイェラビッチ。ハニートラップを主にして、暗殺をしているわ。」
太「やっぱり、書類でたまたま見つけて、最近貴方の話題が出ないので、気になっていたのですが、此処の教師をしていたとは。」
イ「さっき、流しちゃったけど双黒って言ってたわよね?それって、あの双黒?」
太「はい。あの双黒です。」ニコッ
イ「はぁー。政府もどうかしたのかしら。こんな強者を刺客として出してきて、さっきはごめんなさいね。疑って。アンタ達本当に強い事は分かったわ。」
太「分かっていただいて良かったです。此から宜しくお願いしますね。イリーナ先生。」
中「宜しくな。イリーナ先生。」
そう云うと、イリーナ先生は震え出して、何か、言葉を発そうとする。
イ「アンタ達、今日から私の大事な生徒よ!!」ギュッ
苦しい。そうだ、云う事云わなきゃ。
太「仕事などの関係で抜ける事がたまにあるので、居ない時はそう云う事なんだなぁ。とでも思ってて下さい。仕事の連絡などもあるので、携帯は授業中も使用許可お願いします。」
烏「あぁ、分かった。あの蛸にも、そう伝えておく。」
太「僕達がマフィアや異能力者だと云う事は、未だ、生徒にも、先生にも云わないでもらえますか?それ以外は先生にも伝えて佳いので。」
烏「分かった。戻ろう。」
太中「はーい/あぁ。」
イ「私もいくわ!」
to be continued