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アメリカ×カナダ
イギリス×フランス
の要素あり!お気をつけを!
カナダ『父さん!兄さん!!もうすぐ花火始まるよ!!』
アメリカ『おお、元気だな、元気過ぎるぞ弟よ』
フランス『まあ、一年に一度の大イベントだしね!』
イギリス『チョ・マテヨ…。アールグレイが溢れるでしょうが…!』
彼らのは、日本宅のように厳かに(?)年越しを迎えるのではない。
年越しの瞬間に花火が打ち上がって、ご馳走を食べたり、パーティーを開いたりして、新年を祝うのだ。
カナダ『来年も、皆で幸せに過ごせたらいいなー…!』
アメリカ『さすがカナダ!!願い事から育ちの良さが滲み出てる!!』
イギリス『………笑』
フランス『なに“私が育てました”みたいな顔してるんだよネグレクターがよ!』
イギリス『はぁ?この子たちが生きてられたのは間違いなく私のおかげでしょう!?』
フランス『なに馬鹿なことを!?僕から可愛い可愛い実の息子を奪いやがって!!』
イギリス『……あなたが負けるのがいけないんです!!そーだそーだ!!』
カナダ『えぇ…?親権争い再勃発…!?もう僕独立してるんだけど……。』
アメリカ『おいおい、年越しの瞬間まで喧嘩なんて縁起悪いぜ?お二人さんよ!』
クリスマスパーティーの際に余ったチャンククッキーを頬張りながら、アメリカは2人に物申す。
カナダ『あ!僕にもクッキーちょうだい!!』
アメリカ『ん、ほらよ。』
カナダ『え゛……!?!?!?////』
アメリカは、新しいクッキーの先を口に咥えてカナダの方を向いた。
アメリカ『…?ほら、はやく』
カナダ『う゛ぅ゛〜〜〜…あー、……ん!!』
ぱくり、とクッキーにかじりついたカナダは、顔を真っ赤にする。
アメリカ『………(おいしそー…。)』
もぐもぐとクッキーを咀嚼するカナダに、アメリカはそろそろと近づいた。
カナダ『ん、なぁに?にいさ……、?』
ちゅ、
カナダ『………!!!???』
ぶわっ!とさらに頬を赤くしたカナダは、三角座りのまま、膝に顔をうずめて動かなくなってしまった。
アメリカ『初心だなー、これからが心配だわ…。』
フランス『うわ、甘酸っぱ……てか、甘すぎる…。』
イギリス『若いですねー…、若いって良いですねぇ……。』
フランス『あー…僕も来年中に、あんな恋したいなあ……。』
イギリス『………』
なんて言いながら、ソファに身体を預けたフランスを、イギリスはじっっと見つめる。
フランス『……なんだよ、言いたいことあるならさっさと言ってくんない!?』
イギリス『いえ、その願い、今年中に叶いそうだなー…と。』
フランス『は…?なにいってんの…?』
ちゅぅ……っ!
フランス『ん゛!?んぅ、ん゛ん〜〜ッ!?!?///』
イギリス『ふは、顔真っ赤ですね、おめでとうございます笑』
フランス『ッな、なにしてんの!?!?///』
こちらもこちらで、恋の花が咲いている様子。
フランスが、照れ隠しにイギリスを殴ろうとした瞬間。
ドォーー……ン!!!ドン!!ドォー…ン!!
アメリカ『おお!!始まった!!』
カナダ『…!!あ!!花火!!』
復活したのか、カナダは花火を見て、翠の瞳を輝かせる。
フランス『……綺麗だな…。』
イギリス『……ええ、本当に。美しいです。』
フランス『お、めずらし……、ってなんでこっち見てんだよ!!///花火をみろ花火をぉ!!』
今年もきっと、英仏宅は騒がしく……、そしてまた恋の花が咲き誇るのだろう。
アメリカ『Happy New Year !! 』
カナダ『Bonne année !! 』
イギリス『Happy New Year …♪』
フランス『Bonne année …… 』
今年もまた良い一年になるのだろう。
花火は、とめどなく、開いて、響いて、人々の胸を打っている。