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皆様、皆様ご機嫌ような奴が今回は、『ホー荼毘』の転生現代パロディ書いて行くぞーー!地雷様たちは、回れ右オナシャス!
いや自分、荼毘ホーも勿論好きなんですけど……ホー荼毘も中々良い!!ほんと荼毘みたいな皮肉屋の方が攻められるのはマジで自分の好みなのです〜!ヤンキーとかもね!共感出来る人とかはコメントで好きなカプとか教えていただけると嬉しいです!共感出来なくても好きなカプ教えて下さい😊
プロフィール
ホークス『』(攻め)
現在20歳の大学生で記憶あり
転生してからずっと荼毘を探している
前世では荼毘と交際していた
燈矢(荼毘)「」(受け)
現在23歳でカフェのオーナーで記憶なし
転生してからは平和な轟家で愛されながら幸せに暮らしている(しかし、すっごい遅めの反抗期を父親にかまし中)
前世ではホークスと交際していた
【第1話 君は、僕を知らない。】
春の風が頬を撫でる。
大学の講義を終えたホークスは、人混みの中を一人歩いていた。
新しい人生。
新しい名前。
新しい家族。
それでも――前世の記憶だけは、消えなかった。
『……どこにいるんだろ。』
誰にも聞こえないほど小さな声で呟く。
何年も探していた。
あの戦いのあと、もし生まれ変わることができたなら。
せめて今度は、幸せに生きていてほしい。
ただ、それだけを願っていた。
『お、ここ新しくできたんだ。』
大学近くの路地裏。
(『Blue Flame Cafe』)
木製の看板が揺れている。
名前に少しだけ胸がざわついた。
『……コーヒーでも飲んで帰ろ。』
カラン。
ドアベルが静かに鳴る。
「いらっしゃい。」
低い声だった。
気だるそうで、愛想なんて欠片もない。
でも。
『…………え。』
ホークスの足が止まる。
カウンターの奥に立つ男が、不思議そうにこちらを見る。
黒いエプロン。
少し長めの白髪。
青い瞳。
首元や腕には、継ぎ接ぎのような痕もない綺麗な顔。
「……注文決まったら呼んで。」
無愛想に言って、男は視線を戻した。
心臓がうるさい。
息が苦しい。
『……嘘、だろ。』
探していた。
ずっと。
何年も。
「お客さん?」
『あ、あぁ……えっと。』
ホークスは必死に笑顔を作った。
『おすすめってあります?』
「初めてならブレンド。」
『じゃあ、それで。』
「……五百円。」
震える指で財布から硬貨を取り出す。
目の前の男は、何事もないようにコーヒーを淹れ始めた。
本当に。
何も覚えていないように。
「お待たせ。」
差し出されたカップ。
ふわりと珈琲の香りが広がる。
『ありがとう。』
「……どういたしまして。」
ぎこちない返事。
ホークスは思わず笑った。
「なんだよ。」
『いや、ちょっと。』
懐かしくて。
泣きそうになるくらい。
嬉しかったから。
「変な奴。」
『よく言われます。』
男は小さく鼻を鳴らした。
『店長さん?』
「オーナー。」
『へぇ。』
「……。」
『名前、聞いても?』
一瞬だけ沈黙が落ちる。
「……燈矢。」
その名前に。
ホークスは目を見開いた。
『……燈矢。』
「……何。」
『いや。』
思わず零れそうになった言葉を飲み込む。
――会いたかった。
――ずっと探してた。
――今度こそ、幸せになってほしかった。
全部。
全部。
言いたかったのに。
『……素敵な名前だなって。』
結局、そんなことしか言えなかった。
「……そう。」
興味なさそうに返される。
だけど。
「お前、大学生?」
『そうですよ。』
「ふーん。」
『何です?』
「別に。」
そのくせ、少しだけ視線を向けてくる。
「ちゃんと勉強しろよ。」
『急に保護者?』
『客に説教するカフェオーナーなんて珍しいですね。』
「嫌なら来るな。」
『じゃあ、また来ます。』
「……は?」
ホークスは笑った。
「ブレンド、美味しかったから。」
『……そう。』
ぶっきらぼうな返事。
それでも。
ほんの少しだけ。
燈矢の表情が柔らかくなった気がした。
『じゃあ、また。』
「……。」
返事はない。
けれど店を出る直前。
「……気をつけて帰れ。」
小さな声が聞こえた。
ホークスは足を止める。
振り返った先。
燈矢は気まずそうに顔を逸らしていた。
『……ありがとう。』
カラン。
ドアベルが鳴る。
春の夕暮れ。
ホークスは空を見上げた。
あの人は、もう自分を知らない。
前世の記憶も。
戦った日々も。
交わした言葉も。
全部、忘れている。
それでも。
『……また会えた。』
涙が滲む。
今度は。
今度こそ。
この人に、普通の幸せをあげたい。
恋なんて、望まなくてもいい。
隣にいられなくてもいい。
だから。
『……明日も行こう。』
大学生になったホークスは、小さく笑った。
その頃、カフェでは。
「……。」
燈矢が洗い物の手を止めていた。
「……変な大学生。」
そう呟きながら。
なぜか。
金色の瞳が頭から離れなかった。
ーーNEXT
コメント
2件
推しカプ書ける人書けーーー!
第1話、拝読しました…!転生パロディ、めちゃくちゃ刺さりました。記憶のあるホークスが必死に平静を装いながら燈矢に触れようとする姿と、「気をつけて帰れ」と無自覚に優しい燈矢のギャップがすごく良くて、最後の「明日も行こう」で泣きそうになりました。この先、どう距離が縮まっていくのか、すごく気になります…!素敵な物語をありがとうございます🌷