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幽霊が見える君と恋した私

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幽霊が見える君と恋した私

7 - ______________________ ~ 私の未練 ~

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2023年11月14日

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「私は、瞬ちゃんが引っ越した2ヶ月後に亡くなったの」

「死因は火事」

「火事…?」

「うん…」

「約束、守れなくてごめんね」

私がそう言うと君は悲しそうな顔をしていた。

でも、それは私が死んだことへの悲しみでは

無かったような気がした。

「瞬ちゃん、私ね瞬ちゃんのこと」

「─────。」

「今、なんて….」

私は自分の想いを伝えたからなのか

自身の身体が透けていることに気づいた。

「─────、───────────!」

「待っ───」

そう言うと私の視界は光に包まれ

何も見えなくなった。

最後に君は何かを言いかけていたような…。

それより私の未練は『君』だったんだね。

最後に君に会えることが出来て

本当に良かった。


私にとって「」は

不治の病だったのかもしれない。

幽霊が見える君と恋した私

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