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#ロマンスファンタジー
とても疲弊した様子なのに
どこか達成感と恍惚感が入り混じった表情をしているように見受けられる。
「ラムの中…すごく気持ち良いよ……」
「私も……なんか変な感じ、だけど…っ、ここまで、シエルのが入ってるの…わかるよ」
お腹の辺りを触りながら伝えると嬉しそうに微笑む。
「少し動いてもいい?」
微かに首肯すると再びゆったりとした律動が始まる。
初めこそぎこちなかったものの段々と互いのリズムが合い始めてきて
揺れる胸の重さなど忘れ去ってしまうくらい気持ちよさの方が勝ってきたタイミングで、
「きもち……いいっ♡」
喘ぎ声に混ざって自然と漏れ出した本音に彼も奮発したようであった。
「ラムも感じてくれてるんだね……嬉しいよ」
ますます激しくなる腰使いに対抗するべくこちらも無意識に足を絡めてしまっていて
それがさらに結合深度を増している事実など気に留めていられなかった。
「一緒に……イこう」
最終段階へ向けて速度上昇し始めるともう何も考えられないぐらい頭が真っ白になっていった。
最奥部を力強く抉られる瞬間にかつて味わったことない凄まじい快楽
「ああ゛ぁ〜~っ♥♥」
「…ラム…こんな奥まで俺を受け入れてくれてる…かわいすぎだよ」
「や゛ぁっ♥深すぎっ♥♥ お腹裂けちゃう……!♥♥」
脳髄まで焼き尽くされるほどの強烈なエクスタシーに襲われた。
「ごめん……我慢できない…」
追い詰められた様子のシエルは勢いを全く緩めず猛然と打ち付け続ける。
「ラム、愛してる…っ」
宣言と共にラストスパートに入る。
「わたしも愛してるぅ゛…ッ!」
涙ながら叫びながら二人同時に限界へ達したところで熱いマグマが迸った。
(熱い……熱いっ!)
ドクドクと脈打つように注ぎ込まれる生命の証を受け止めきれずに溢れ出す。
放心状態となる中で、彼は名残惜しそうに抜け出て行く動作一つひとつまで、敏感に反応してしまう始末だった。
全て終わった後
「大丈夫…?初めてだったのに無理させちゃったかも」
心配そうに見つめてくる彼に向かって首を横振る。
「平気……凄く幸せな気分…だから」
正直多少の鈍痛はあるものの、それさえも愛おしい思い出となり得ているだろう確信があった。
「ふふ…僕もだよ」
穏やかな笑みとともに優しく抱き寄せられて頭を撫でてもらった途端、急激に睡魔に襲われる。
「…でも、眠くなって、きちゃった」
「寝ちゃっていいよ。…ずっと傍に居るから」
私はその安心感溢れる言葉と温もりに包まれながら、フカフカのベッドとシエルの腕の中で安眠へと誘われていった
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