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⚠︎オリキャラ 男夢主

⚠︎原作改造

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要(かなめ)side


『……。』

最近、思うことがある。

「あ、任務行かないと〜…」

チラッと悟を見れば、慌てたように教室から出ていった。

『……』

やっぱり、悟に避けられている気がする。それも明らかに。

「悟、珍しくねぇ?自分から任務行くとか…」

真希が俺の反応がないことに気付き、話すのをやめる。

「……要?」

『…え、あ…ごめん、考え事してた、』

「そうかよ。」

真希は話すのが面倒くさくなったのか、教室から出て行った。

『…。』

誰もいない教室で一人考える。多分、というか絶対、悟が俺を避けるようになったのはあの日から。

ただ、その理由が分からない。泣き顔を見られたぐらいで俺を避けるだろうか。それならそもそも、あの日に会わなかった。

そうじゃないのなら。

「…!おかか!」

『…ん?ああ、棘か。』

「しゃけ!明太子!」

棘が憂太と一緒に任務に行くことになったらしい。憂太と仲良くなるんだと張り切っている。

『ん、いってらっしゃい。』

少し話してから、棘を見送った。また、教室には一人だけ。

『……』

一人になると、どうしても悟の奇妙な行動の原因を考えてしまう。なにか任務はないのか、新田さんに尋ねに行った。



>>>>>


悟side


『……』

困った。非っ常〜に困った。

『……どうしよ、』

要と会うのが気まずすぎる。先程、棘と憂太を任務に送り出してからずっと同じ様な事を考えている。

『こんなはずじゃなかったんだけど…』

そう。要なら泣き顔を見せても態度が変わる事はないと思ったのだが。俺が耐えられない。恥ずかしさで死にそうだ。

『これじゃあ真希に子どもだと思われても仕方ないよなぁ…。』

要もきっと気付いてる。多分、確実に。さっき逃げるように教室を出た時の視線が痛かった。穴が空くんじゃないかと思った。

『…』

ふと、数日前の自分を思い出す。



“ 正直に話して。”



『っ〜〜…』

カッコつけた自分を殴りたい。要は押しに弱いから、強く出れば話してくれるんじゃないかって思ったんだけど。それが原因になるとは思わなかったな…。

『…話すしかない、か。』

このまま要から逃げていたら、きっと要に問い詰められてしまうだろう。それだけは避けたい。何としてでも。要、怒ったとき怖い。

『…戻るか〜』

戻ってパンダたちでもからかおう。


>>>>>


「…あ」


『……え“』



俺はつくづく運が悪いと思う。

『え、っと…』

普通に、いつも通りに…!

『…要もグラウンド?行くの?』

ダメだ動揺しすぎて変な場所にはてな付けちゃった。ほら、要も変な目で見てるじゃん!

「…そうだけど。悟も?」

『そ、そうなんだよ〜。暇だし見に行こうかな〜…って…』

「……ふーん」

こういうときの要、変に鋭いからやだ。

「…なら、一緒に行こうよ。」

俺、泣いちゃう。

「ね?」

逃がさないという目、圧で俺の顔を覗き込む。心なしか軽く笑っているようにも見えた。


『……ウン、ソウダネ。』


どこか満足そうな要は見なかったことにして、いち早く助けを呼ぶためにグラウンドに向かった。






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ヨロシク。


ネタに走りました。お許しを。(佐々木の指が悪いんです。佐々木は悪くありません。)

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