ひ「ねぇ、渚先輩~?」
渚「あ、?んだよ、」
こいつは俺の後輩。猫乃ひなた。
いっつも俺に着いてくる奴。
ひ「これ!見てください!」
そう言ってあいつが見せてきたのは猫の写真だった。
渚「……ねこ、?」
ひ「はい!猫です!!」
ひ「この猫友達の家の猫なんですけど〜…、」
渚「……それがどうしたんだよ、」
ひ「この猫、先輩に似てません?」
渚「…は??、」
何言ってんのかわかんなかった。
この猫が…俺、?
渚「何処がだよ。」
ひ「性格…?」
なんで疑問系...??
ひ「この子友達には甘えるんですけど、他の人には甘えないんですよね〜」
渚「あ…?」
ひ「先輩は僕には優しいですけど他の人には厳しいじゃないですか、」
ひ「そこが似てるなーって!」
渚「……馬鹿にしてんのか?」
ひ「し、してませんよ!!、」
渚「はぁ…今度からは厳しくするな、」
ひ「え゙っ、 それはご勘弁を!!」
渚「なら……」
渚「俺にそのドーナツをよこすんだな!」
ひ「うぅ……分かりましたよぉ…」
この後輩結構使える。
それにしても俺が猫か、、
こいつの方が猫っぽいけどな。苗字に”猫”付いてるし。
ひ「あ、そういえば先輩、」
渚「…何?」
ひ「猫って、死ぬ前に大事な人の前から姿を消すんですって、」
渚「…へ〜…」
ひ「先輩、死ぬ時僕の前から姿を消さないでくださいね?(笑)」
渚「誰がお前のこと大事な人って思ってるんだよ。」
ひ「え、僕のこと大事じゃないんですか……?!!」
渚「なんで驚くんだよ…w」
ひ「え〜…かなりショック〜w」、
猫は大事な人の前から姿を消す……か、
この会話をした1週間後にひなたは…
俺の前から姿を消し…遺体で発見された。
原因はクラスメイトによるいじめらしい…
なぁ、ひなた、、
…どっちが猫かこれじゃあわかんねぇな…、
初めてのノベル!睡魔に襲われながら書いた!月野はねる!
コメント
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めっちゃ良いじゃないですか~。やっぱ天才っすね~