声をかけられた事に驚き、顔を上げて前を見る
「…大森くん?」
「え゙!何っ、俺の事出待ちしてたわけッ!?//」
「出待ち…まぁ〜まぁ〜。」
何故か分からないけど、どうやら俺の事で出待ちしていたらしい… 可愛い。
「出待ちするとか俺の事好きじゃ〜ん笑」
「違うよ?風磨くん勘違いは良くないよー」
「てか、天音くんとどんな事話してたの?」
「あ、見てた?いや〜、本当はさ?大森くんと話したかったんだけどー」
「大森くんあやみ嬢と話してたからさー」
「話しかけてくれれば風磨くんと話したのに」
「だって、楽しそうだったじゃん〜!」
「風磨くんこそ天音くんと話してる姿楽しそうだったー」
何この会話…俺たちカップルか? 大森くんこれ嫉妬してるのか…? あ〜。そーだ!いいこと思いついちゃったー笑
「天音くん面白くてさー、つい笑」
「…僕よりー?」
「えー、同じぐらいーかなっ」
「天音くんって何か弟感あって可愛いしー」
「ッ…もーいい、帰ろ。」
拗ねちゃったかな?可愛い。
「えー、帰っちゃうのー?俺と話したくて出待ちしてたのにー?」
多分…いや、きっとそうだろうと思った。
「いや、別に。」
素直じゃないなー…じゃあ俺ん家来る?と言って大森くんの肩を掴んだ。俺ん家で満足するまで話そう? そう提案すると子犬のように嬉しがって早く行こうー!と手を引っ張られた。そうやって、人の心を奪ってくんだ。
オオモリ side
風磨くんの家に行こうと提案されたから乗っかって返事をしたのが間違いだった。家に着いた今、大きいソファーがあったから座ろうとしたら…
「俺の膝に座るー?笑」
「いや、別にいいんだけど…/」
「遠慮すんなって!」
と、言われては膝の上に座らせられた。ものすごい恥ずかしい…
「大森くんっていい匂いするよね〜」
「何ー?変態ーっ」
突然そんなことを言われたら誰でもこう返すだろう。いつになったら膝から降りられるのかなと思ってたら肩に顎を置かれた。
「うゎ、なに?」
「だめだった?」
だめだった?って可愛く言われても断れるわけがないだろ…。けど、一つ良くないことがあって、それは首元や耳が弱いこと。僕の肩に顎を置いてるから、首元で話さられると腰辺りが擽ったくなる。
「ちょっと、そろそろ降ろしてくれたりしない?」
「えー、早いよー。まだ」
ほっんとに無理っ。擽ったい…、腰が動いてしまう。腰が動いちゃったらきっと風磨くんに勘違いされる。だって、変態だし…
「少しでも良いからっ、!あ、それか肩に顎置かないで?」
「大森くんの身長丁度いいからさー、落ち着くんだよねー。」
身長……。
「風磨くん高いもんねー、、」
身長の話しはなるべくしたくないな…笑 僕だって!高い方じゃないか!?198cmあるし……
「あ、もしかして身長のことで突っかかった?笑」
「ごめんって、悪気は無いから!」
もー…風磨くんまで身長イジりをしてくるとは思わなかった。ただえさえ、メンバーに散々イジられて気にしてるって言うのに。人の気も知らずに。てか、それどころでは無い…さっきから首元で喋っているから耐えられない。
「そー言えば、明日ってオフだっけ?」
「……確かっ、そうだっ、たはず、、」
「って、どーしたの?喋り方そんなだったけ?笑」
最後に風磨くんが微笑んだせいで耐えられず腰と肩が同時にピクっと動いてしまう。
「あ、まさかだけど。ここ弱いの?」
そう言われて、首元と耳元に息を吹きかけられた。そうされたと同時に腰がまたピクっと動いてしまう。
「風磨くん、やだ…/」
「ははッ…笑」
「何が面白いんだよ、いいからさっさと退けて。」
少し声を低くして言ったのに全く伝わっていなく、なんならお腹に手を回していた力が強くなり僕が抜けられないようにされた。お酒飲んでないはずなのに、スイッチが入っているように見えた。
キリ悪いところごめんなさぁい🙇♀️
沢山の人に見てもらいたいィィ、…
次回も楽しみにぃーーー
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