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skng視点
今日は2月22日。世間で言う猫の日だ。
私は今,目の前に映っている自分の姿にびっくりしている。
skng「 ど,どゆぅこと…? 」
鏡に写っている私には,頭に黒いふさふさとした猫の耳
そしてお尻の方には同様,黒くてふさふさとした細長いしっぽが生えている。
触ってみるとなんとなく感覚があって本物なのだと知った。
skng「 今日どうしよ… 」
今日はvltのみんなとランドリーに集まって,これからどんなことをしていくか。
次する撮影のことや,ライブなど色々決める日なため,できるだけ休みたくない。
でもあいつらにみられるのも嫌だ。絶対笑いながら写真撮ったりして,小馬鹿にするんだろう。
考えているうちに,みんなとの集合時間も迫っていた。
考えることに夢中でいつも10分前に集合している私も,今日は違う。
srp< 凪ちゃぁ〜ん?遅いけど,大丈夫?
skng「 げっ,これやばいな… 」
行こうにもいけない。帽子…はバレやすいし…
ぺたんこにすることもできない。猫の日だからって理由でカチューシャとか偽物ってことにするか…?
いや,もうそれは本物でも偽物でも関係なく恥ずかしい。けどこれが一番いいやり方。
skng「 そうするしかないか…? 」
skng「 …!あ,そうだ 」
私はすごく良い案を思いついた。
srp視点
凪ちゃんが久しぶりに集合が遅い。連絡しても既読無視。。
ひど。まぁでもあの凪ちゃんがこんなに遅いってことはそれなりの理由があるんだろう。
奏斗と雲雀も不思議そうに凪ちゃんを待っている。
hbr「 アキラ遅いなぁ〜。 」
knt「 これで普通に来たら怒る 」
srp「 笑 」
するとランドリーの扉の方からがちゃっと音が聞こえる。やっと凪ちゃんが来た。
みんな一気に視線を扉の方に向ける。そして凪ちゃんが入ってくる
srp「 はっ,…? 」
knt「 何その格好 」
skng「 …何か悪いですか 」
hbr「 悪くないんだけど…,なんで? 」
凪ちゃんは頭に黒い猫耳をつけていて,お尻に黒いしっぽがついている。
普通に考えて異様。んまかわいいけど。
skng「 今日,何の日かわかりますか? 」
srp「 …猫の日? 」
skng「 正解です。だからしてきました 」
hbr「 う〜ん?いや普通しないやろ 」
普段,何か有名なイベントがあっても絶対にしない凪ちゃんが今日に限ってしてきているのはおかしい
かわいいから別に俺らに問題はないけど,バレてるよ,凪ちゃん。
平然と接してるけど耳が真っ赤だし,恥ずかしいのか目線も合わせられていない。
skng「 それで,貴方達にもしてもらって良いですか? 」
knt「 うぇ,なんでよ。 」
skng「 とにかく!つけてください‼︎絶対似合うので 」
こうしてそれぞれのメインカラーにあった猫耳と尻尾をつけられた。
俺にはメインカラーの赤っぽい猫耳に尻尾。
奏斗には白に黄色が混ざった猫耳と尻尾。
雲雀には紫っぽい猫耳と尻尾。
全員メインカラーで揃えられていて本当に猫になった気分だ。
knt「 お〜!すげー‼︎まじで猫になった気分 」
hbr「 俺かわいいなぁ〜! 」
srp「 自分で言う?笑 」
意外にも結構似合っていて一気にランドリーに笑顔が溢れた。
凪ちゃんも嬉しいのかご機嫌だ。
skng視点
なんとかみんなに猫耳と尻尾をつけてもらえて誤魔化せた。
ただ,難しいのが私は本物の猫耳と尻尾だから動かせたり,いろんなことに反応するたびに本物のように動いてしまう。
バレないようにしないと…。
hbr「 動かせたら良いんだけどな〜 」
knt「 お尻ぶんぶん振れば動かせる 」
srp「 物理的にね? 」
skng「 あ,あは… 」
痛いところをつかれるのは嫌だから,苦笑いで流す。
本当に動かせるなんて知られたらたまったもんじゃない。
knt「 なんかアキラの耳垂れてね? 」
skng「 へっ⁉︎ 」
hbr「 今耳と尻尾ピンっってなった! 」
srp「 ねぇ凪ちゃん。それもしかして本物だったりする? 」
無意識に出ていたらしい。
苦笑いの時,あまり気分が乗らなかったからなのか,耳が垂れてしまっていた。
そしてその後,びっくりしてしまった時,耳としっぽが立ってしまっていた。
これは,感覚があるからこそ,本物であるからこそできること。
元スパイなのに…,しくじった。
skng「 ちっ…,もう無理か 」
hbr「 えッ,まじで本物なん⁉︎ 」
knt「 嘘じゃない⁉︎ 」
skng「 ほんとじゃないとこんな格好してこねぇよ 」
hbr「 えー‼︎触って良い? 」
skng「 ま,まぁいいですよ… 」
srp「 お先っ 」
セラ夫が耳を触ってきた。
少しくすぐったいが嫌ってほどでもない。
なんなら撫でて欲しい…?
srp「 凪ちゃん,どしたの。そんなに俺の事見つめて 」
どうやら私はセラ夫をじっと見つめてしまっていた。
これは猫の撫でて欲しい時の動作で,セラ夫がこの意味を知っているかは知らないが,すごく恥ずかしい。
どうかこれ以上恥ずかしいことをしたくない。
hbr「 それさー撫でて欲しい時のサインなんだってー! 」
srp「 撫でて欲しいんだー凪ちゃーん 」
にやにやセラ夫がこっちを見つめてくる。くそが
確かに撫でて欲しいけど…とセラ夫が私の頭を撫でてくれた。
嬉しい。甘えたい。
skng「 今日は…この見た目でも良いのでみんなと一緒にいても良いですか? 」
knt「 おいそれはかわいいだろ。 」
hbr「 いいよー!どんっどん甘えてきてー! 」
skng「 そんなことするか!/// 」
私はこのままみんなと過ごすことにした__。
そのままみんなで仕事をし始めて,私が一番最初に終わった。
久しぶりにランドリーに来たわけだし,ごろごろ過ごすことにした。
skng「 ん゛ー終わったー 」
hbr「 はやッ 」
srp「 俺ら終わるまでゴロゴロしといてー 」
skng「 はーい 」
たまにはセラ夫達の前でゴロゴロしたって良いよね
普段真面目なふうに見せるために我慢してるんだし。
srp視点
ごろごろしていいよと言ったら,いつも凪ちゃんはソファーに座ってびー⚪︎る本を読んだり,好きなことをしているのに今日は違う。
お腹を上にして床でゴロゴロしている。まるで猫みたいだ。まぁ猫だけど
いっつもそんな無防備な感じ見せないのに珍しいなと思っていた時。
skng「 セラ夫,まだ仕事終わらないんですか? 」
skng「 たらい,はやく一緒にゲームしましょうよ 」
skng「 奏斗,仕事なんていいじゃないですか 」
仕事の邪魔をするかのように俺たちに話しかけている。
まぁ甘えてくれるのはいいんだけど今仕事をしてるから少し困る。
srp「 凪ちゃん,仕事終わるまでちょっと待ってくれない?すぐ終わるから 」
skng「 そう,ですか 」
そういうと凪ちゃんは寂しそうに尻尾と耳を下げてソファーに座って,
髪をいじり始めた。
srp「( かわいい゛〜… )」
かわいいけど…!それよりはやく終わらせて凪ちゃんをこれ以上寂しい気持ちにさせないようにしないと…!
skng「 …… 」
さっきからずっと凪ちゃん髪を過剰なくらい直してるんだけど…
これが猫で言う毛繕いってやつ?でもやりすぎじゃないか?
猫の習性とか…?
次は凪ちゃん口開けてるのに声が全くしない。なんで?
さっきからすごく異様なことしかしてない。
よ,様子を見るか…
srp「 やっと終わった〜 」
skng「 ‼︎ 」
skng「 終わりましたか‼︎セラ夫 」
srp「 え?うん 」
すごく嬉しそうに凪ちゃんが尻尾を立てて寄ってくる。
かわいい上目遣いで耳を下げて,まるで「撫でて!」と言ってくるようにしてくる。
俺は何となく凪ちゃんの頭を撫でてあげた。
skng「 ッ〜‼︎ 」
凪ちゃんはすっごく嬉しそうにニコニコしていて,満足の顔だ。
それをみていた奏斗と雲雀は…
hbr「 セラおずるい‼︎アキラ俺も撫でてあげる! 」
knt「 僕も僕も! 」
skng「 あぇ……//ぁ,も,もう大丈夫です!// 」
だんだんと恥ずかしさが込み上げてきたのか,顔を真っ赤にしている。
この後,結局凪ちゃんは二人にもして欲しかったのか「やっぱりしていいです」,照れながらなでてもらって
満足そうな顔してた。
ー後日談ー
srp「 なんか凪ちゃん猫の時変な行動してなかった? 」
skng「 え 」
srp「 珍しくお腹上にして寝たり,髪を過剰なくらい直してたり,口開けてるのに声が出てないとか… 」
skng「 ッ〜!//な,何でもないです‼︎// 」
こう言った後部屋を凪ちゃんは出て行った。
顔を真っ赤にしていたもんで,俺たち3人不思議で不思議でたまりませんでした。
この後この行動の意味がバレて超甘やかされたのはまた別のお話…
(行動の意味)
お腹を上にして寝る…最大級の信頼の証。撫でてのサインでもある。
仕事の邪魔…構って欲しい,遊んで欲しいなどの愛情表現。
過剰な毛繕い(このお話の髪をいじる行為)…寂しさからくる甘えたい気持ち。
サイレントニャー(このお話の口を開けているのに声が聞こえない行為)…最大の愛情表現(甘えたい)。
↓捏造行為
耳を下げてじっくり見る…頭を撫でて欲しい
寂しがりやなskngが,寂しがりやゆえにする行為とかみてみたいですね。
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