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prkty
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「ぷりちゃん、僕迷子…」
「今どこなんよ」
今日は珍しくけちゃおとお出かけ。けちゃおは絶対迷子なるから一緒に行こうと言ったけど、
「僕行ける!任せてぷりちゃん!」
と言ったから、 それを信じて集合場所で待っていたら電話がかかってきた。ポンコツすぎる。
「現在地送って、迎えに行くから」
「ごめんぷりちゃん」
「そっから動くなよ 」
一度電話を切り、けちゃおがいる方向へと歩きだす。そんなに遠くないからすぐ着いた。だが、肝心なけちゃおがいない。
「もぉぉ、あいつどこおんねん」
イライラしながらそう呟くと、後ろから誰かに目を隠された。
「だ〜れだ!」
「…けちゃお」
「えへ、正解っ!」
正解っ!と満面の笑みで言われたら、 さっきまでのイライラなんてどうでもよくなってきた。
「行くで、俺から離れんなよ」
「やーん!ぷりちゃんかっこいい〜!」
「うるせぇよ」
そう言ってけちゃおのおでこにデコピンを一発かましたった。