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昔日のスーベニア
〜あらすじ〜
ある日さとりから、魔理沙宛へと荷物が届いた。
その中身は、アネモネと一枚の手書きの手紙が寄せられていた。
手紙には『博麗の巫女とは上手くやっていけてますか?
私の心でそう言っています』古明地 さとり より
と書いてあったのだ。ふと、魔理沙はアネモネの花言葉が浮かんだ
それは、《見捨てられた》という意味だった。当然霊夢にもいうことができずにいた。
さとりは私のトラウマか何かが見えたのだろうか?霊夢との相性は悪いというのか?
魔理沙は考えた。
霊夢は魔理沙が最近そそっかしいような行動ばかりとっていることが気になった。
さとりから荷物が届いていることは知っていたのでそれで何かあったのだろうと
博麗の巫女の勘というもので推測されていた。霊夢は少し昔のことについて振り返る、、
だが思い出すことは、出来ない。あれはいつ頃のことだっただろう。
1話
そう、あの日、あの時…もう少しで思い出せるのに…
“数年前”
そこは花の良い香りが漂っていて、ヒラヒラと蝶が飛んでいる。
?『フフッ、今日も元気ね…』そう言うのは、太陽の畑にいるという怖い妖怪として恐れられている
“風見 幽香”である。 ガサっゴソっ、、 幽香『、、?』 ?『花畑…』
幽香『あら、可愛い巫女さんね…』 その巫女さんと言うのはまだ幼い博麗霊夢のことだ。
霊夢『ねぇ、摘んでいい?』
幽香『もちろん。』 幽香は少し驚いた。普通の子なら、私を見て走って逃げていくというのに…
霊夢『フフッ』 笑い声が花畑に響き渡った。それにしてもこの子一人だけなのだろうか?
なんて幽香は考える。
幽香『ねぇ、あなた一人だけなの?』
霊夢『そうだけど…』 これ以上聞くのは失礼だと思い、聞くのはやめることにした。
霊夢『物心がついた時にはもう、いなかったし…』
幽香『…そうなのね、私はこの花畑の管理をしているわ、風見幽香よ』
霊夢『私は博麗霊夢、幽香…ね』
幽香『えぇ、何か気になることはない?花のことならそれなりの知識はあるわ、』
霊夢『じゃあ、この花なんていうのかしら?』
幽香『…!あぁそれは“アネモネ”って言うのよ、、花言葉は、、』
アネモネの花言葉は良い意味ではない…まだ子供に教えることは出来ないだろう、
幽香はそう思った。
幽香『それは、、きっといつか教えてくれる、、はずよ!』
霊夢『へぇー、、』少し悲しそうにも見えたが、この子のためである。
幽香『そうだ…この花畑の中で欲しい花はある?持っていっていいわよ』
霊夢『やっぱりこのアネモネっていうのがいい、綺麗だし』
私は渡していいか迷ったが、
幽香『えぇ、綺麗よね』 私はアネモネを2つ摘んで渡してあげた。
霊夢『ありがとう。またね!』
喜んでる、、私は渡して良かったと心を入れ替えた。
幽香『えぇ、また…』
そもそも、なんでアネモネがあるんだって話、、最も適している理由は、花言葉を信じている人に渡すため
といいつつ、アネモネを欲しがる人なんて滅多にいない
私がその子を来るのを何日か待ったが、花畑へ姿を見せることはなかった。
昔日のスーベニア 1話 (完)
あとがき
まだ続くつもりなので今後ともよろしくお願いします。
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