テラーノベル
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───ピピピ、と大きな音で繰り返し音が鳴る。布団の中からゆっくりと手が電波時計に向かって伸びていき、時計からカチ、と音が鳴れば音が止まる。
それと同時に布団からゆっくり上半身を起こせば、体を伸ばし、欠伸をする
先程まで音を鳴らしていた方を見ると【6:00】と、表示されており、次は鳥の鳴き声が数十秒程耳に入ってくる。それが通り過ぎると同時に頭を反対側に向くと背を向けているが、特徴的な蛇の刺青が見える。その肩に手で身体をこちら側に向けさせ、額にちゅっ、と口つけをしメガネを掛け、ベッドから身体を出し、スリッパを履く。
最近、肌寒くなってきて少し前にネットショッピングで買った物だ。が、下に溜まった冷たい空気が足を少し冷やす。
そのまま、キッチンへと向かい、冷蔵庫から冷凍食品を取り出し、袋に入った食品を取り出して電子レンジに入れる。
ピ、ピ、、と時間を設定して、【スタート】ボタンを押す。解凍している間、またベッドルームへ戻りタンスの扉を引き、服を取り出し着替える。
着替え終わったら未だにベッドで寝ている人の肩を揺らし、起こす。
数十秒間揺らしたが、全く起きる気配がない為、
「おい、起きろ ドクス」
と、言いながら肩を数十秒揺らしたら目が開き、上半身がベッドから離れた。目はパチパチさせており、顔はとても機嫌が悪そうな表情をしている。丁度、電子レンジからピーピー、と音が鳴る。
「丁度朝食ができたな。早く来い」
と、ビョンギはドクスに言い、先にキッチンへ向かう。解凍したキンパをお皿に平等に移し、2つのコップに水を注いで、テーブルに置き、椅子に座る。数分したらまだ眠いのか機嫌が悪いドクスがゆっくりと、椅子に座る。
と、同時に、顔を顰めて
「はぁ、またキンパかよ。」
と、不満を漏らしそれに続いて「もう飽きた」「そろそろ朝は違うものが食いたい」等と、不満が続く。
「仕方ないだろ。今はこれしかないし手軽に食べれるから楽なんだ。それに今日は用事があるから急いでる時にも丁度いいんだ。しばらくは我慢してくれ」
と、ビョンギが反論するとドクスはため息をつきながら黙々とキンパを食べ進める。
ビョンギもそれに続いて黙々とキンパを食べる。
テーブルには小さく咀嚼音だけが響く。
数十分には食べ終わり、ドクスはベッドルームに行き着替え、ビョンギは皿とコップをシンクに置く。
その後、カバンに財布やスマホ、ティッシュ、ハンカチ、絆創膏、袋、…等を詰め込む。
終わったら洗面台へ向かい、顔を洗って、歯を磨く。
磨き終わり、髪を整える。その最中にドクスも洗面所に着き、先程と同じことをする。
準備が終わったら車に乗り込む。
ドクスの好きなジャンルの音楽を流し、自分のスマホにはナビをつける。
・・・
数時間車を走らせたら目的地に到着する。
エンジンを切り、車の扉を開けて外に出る。
目的地は韓国の首都【ソウル】
一度観光目当てで来たかったが今までは借金取りなどに追われていて行けなかった。が、やっと今日、来れた。
それに好きな人と一緒だなんて、夢のようだった。
─────俺はゲイではなかったし恋愛対象は女性だった。が、あのゲームに来た時それが崩れた。
ベッドから起き上がって周りを見ていると、突然殴る音と同時に女性の声が聞こえて、人が集まっているところに集まると、ドクスが元仲間の人なのか、女性を殴っていた。『それでなんで崩れるの?』と、普通の人は思うだろう。俺でもわからない。が、何故かドクスに魅力を感じた。そして途中で仲間に入った。その頃にはドクスのことはもう恋愛として好きになっていた。自分でも気づかないうちに脳が勝手に好きになっていた。仲間に入れた時、とても嬉しく、鼓動が激しくなり音が聞こえてないか不安だった。
仲間に入って数時間もしたら好意がさらに高まっていった。それに次のゲームを知っていたのでよく絡めていて、とても嬉しかった。
第3ゲーム後、数えなくてもわかる過半数以上のプレイヤーが続けるのを拒んだ。そして、途中で帰らせられ賞金は10億以上はあった。
車から外に投げ出され、一緒にいたのがドクスだった。
これが運命かと思った。縄を解き、服を着替えたら俺は
「なぁ、一緒に住まないか アニキ。」
と、提案した。断られる覚悟で言った。が、これは神からの恵みなのか 了承してもらえた。───
・・・そんなことを思い出していたら、
「おい、何ボーっとしてるんだよ。早くしろよ」
と、ドクスに言われてハッとした。「あぁ、ごめん」と、返して観光地へ歩いて行った
初めに[[rb:景福宮 > キョンボックン]]へ、次に[[rb:奉恩寺 > ポンウンサ]]、[[rb:崇礼門 > スンネムン]]、昼飯に[[rb:明洞 > ミョンドン]]へ行き休憩して次に[[rb:北村韓屋村 > プクチョンハノクマウル]]、お土産に[[rb:仁寺洞 > インサドン]]へ。
最後に[[rb:昌徳宮 > チャンドックン]]へ行った。
最後に昌徳宮の理由は名前が俺の最愛の人【チャン・ドクス】に似ているからだ。
駐車場に着いた頃にはもう空はオレンジが青黒く染まってきていた。
車のトランクに購入品を乗せて、行きと同じくドクスは助手席に、俺は運転席に座った。
数十分走らせたらドクスは疲れていたのか眠ってしまっていた。嗚呼、なんて愛おしい顔なんだろう。
俺はそっとドクスの頬にちゅっ、と口付けをした。
・・・
家に前に着き、駐車場へ車を移動しエンジンを切った。
ドクスの肩を揺らして起こした。すぐ起きたが無理に起こしてしまったせいで機嫌が悪いようだ。
トランクから購入品を全て持って、家の鍵を開けた。
ドクスは真っ先にベッドルームへ行き、自分のベッドに倒れて布団に沈んだ。と同時にスプリングが軋む音がした。俺は
「おい、ドクス。風呂は?晩御飯は?」
と、尋ねた。「んー、全部後でやる。」と、返された。
「風呂は先に入るぞ。どうせ後からでも面倒くさくなって入らないだろ。」と、返しドクスを[[rb:横抱き > お姫様抱っこ]]をして浴室に連れて行った。
「流石に身体は自分で洗え」と、言って俺はベッドルームに戻り、自分のベッドで沈んで天井を見た。
俺はさっき見逃さなかった。俺が浴室から出る瞬間、ドクスの顔がムッ、となったのを。ああ、本当に愛しい。一生守りたい。恋人になりたい。……
・・・30分後
浴室の扉が開き、ドクスが出てくる。眠いのかゆっくりとベッドルームへ歩いていく。ベッドに近くなった頃に、ビョンギが急に現れて、ドクスは押し倒される。
ドクスは困惑したような表情を浮かべ、ビョンギは真剣な顔をして、ドクスの瞳をじーっと見つめる。
3分間ぐらい見つめたら、ビョンギが口を開く。
「なぁ、ドクス。俺はお前のことが好きなんだ。 ゲームの時から既に好きだったが、、今じゃ、もう、我慢できそうにないんだ。どうしても、どうしてもお前と恋人になりたいんだ。絶対に幸せにする 絶対に守る。だから付き合ってくれないか。」
・・・
5分くらいの沈黙が続く。
──「ごめん、やっぱり無理だよな。さっきのはなかったことに」─「いいぞ」
ビョンギがそう言いかけた時、ドクスがそれを遮った。
「は、え?」ビョンギは困惑している。ドクスはもう一度「いい。付き合っても」と、OKの返事をした。
「え、いいのか……?俺は男だぞ?なぁ、本当にいいのか?」「だからいいって言ってるだろ!!」
ドクスが顔を赤らめながら大声で怒鳴る。
ビョンギは涙目になり、ドクスの胸元に頭を埋め、静かに涙を流す。
「ははっ、何泣いてるんだよ。」
「だって、、嬉しいすぎるんだ。別に泣いていいだろ。」
「この、バカ医者が」
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