なんでも許せる方のみ閲覧可
ワンクッション
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zm side
02:34
戦争については、
『国と国が喧嘩をする。』
と言う認識だった。
ずっと路地裏にいた俺は、『国』と言う物がよく分からなかった。
だから、俺は全然動揺しなかったし、先程まで殴っていた奴をまた殴った。
段々と、周りを見て、危険な状況と言う事を理解した俺は、
初めて殴りかけられた時よりも大きな恐怖心を抱いた。
何も分からない状況で、
拳銃を撃ってくる迷彩服の奴を沢山殴って殺した記憶がある。
次第に周りは痛々しい赤色へと変化していった。
家、、、と言うか、産みの親の家を見に行ったが、原型がなくなっていた。
z「、、、はは、ざまぁ。」
何故、何もしてくれなかった親の家なんて見に行ったのだろうか。
今考えても分からない。
数日後、戦争は終わった。
こちらの国が負けてしまった。
大きな道へ行くと、沢山の人が血を流し倒れていた。
その時はとにかくお腹が空いていた。
倒れている人を見て、
人間って食べれるのかな。なんて、思った。
z「、、、やっぱやめとこ。」
人間を食べる行為をすると、自分はもう人間ではなくなってしまうのではないか。
そう思い、音が鳴り止まない腹を抱えていつもの路地裏に戻った。
と言っても、そこはもう路地裏ではなくなっていたけど。
z「寒い。」
その時期は真冬だった為、気持ち悪い。とは思ったが、
その気持ちを抑えて、俺が倒した死体に埋もれて眠った。
人間自体はもう冷たくなっていたが、血が生暖かく、
疲れもあり、俺はそこで深い眠りについた。
?「あぁ、ここか。」
?「ぅわ、この子供が全部やったんか。」
?「まぁ、おそらくそうだろう。」
ん、、、?声、聞こえる、、、。誰、?
ガバッ
起き上がり戦闘態勢に入ろうとした時、
バッ
z「えっ、。」
赤いマフラーをした男に捕まった。
あの時のことは今でも覚えている。
早かった。目に見えなかった。
?「お前やな。うちの兵隊を殺しまくったってやつは。」
コメント
11件
正当防衛!!正当防衛!!デス!!
初コメ失礼〜🙇♀️ 書き方が好みです💞 応援してます🫡
いや待てzm強すぎ問題。 兵隊♡♡♡とか化け物っすか…??(失礼 お腹空いてる時って何でも食べようか考えちゃうの、、わかるよ.でも人肉は1mmも食べようとはしないな、、w 今回もめちゃらぶってました(?) 次も楽しみにしてま~す💗✨️