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「紹介します、チラシ職人のミコちゃんでぇす」
ジンがチラシ職人を連れてきた
「…この2人が私にチラシを作って欲しいとお願いしてるのかしら?」
「こんにちは、アキです!こっちがサトさんです!」
「ふん!気に入ったわ坊主」
「俺は坊主じゃないです!」
この人も俺の事を坊主というのかと思ったアキ
「それに比べてあなた!この私が来てやったというのに紅茶を飲んでいる!私に出す紅茶はないのかしら!」
「…そちらにありますよ」
「……」
気まずい沈黙が流れたが、破ってくれたのは、ジンだった
「ミコちゃんに作って欲しいチラシはアキがお絵描き程度に書いとるから、それみて作って欲しいわけ」
「お絵描きじゃねぇよ!」
そう言いながらアキがミコに自作チラシを渡した
「…いや、お絵描きね」
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「一応、チラシはできたわよ」
そのチラシはアキが書いたものとはレベルが違うようなできだった
「おぉ、流石ミコちゃん」
「これを街に貼るのね、胡散臭いと思われないのかしら」
「そう言われへんためにミコちゃんにお願いしたんやで」
そう言われたミコはちょろいのか、舞い上がっていた
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チラシ職人
ミコ
22歳
9月10日
ちょろい。慎重派。手先が器用。基本手のひらの上で転がされている