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🐤side
🐤「はは、俺“もの”じゃないも〜んw」
先程の会話に対して、こう答えるしかなかった。
心の痛みを隠して、笑う
笑うのって、こんなに辛い思いしてするものだっけ…?
早くこの空気感をどうにかしたい、と思いぴんぽーん、とインターホンを急いで押した。
待ってました、と言わんばかりにガチャ、とドアが開く。
🤪「いらっしゃ〜い」
💎「いやあんたんちちゃうやん」
🤪「あ??」
🦁「はいほら、喧嘩しないー。まろ、出迎えありがとうなぁ」
さすがアニキ…
この2人の扱いもう手馴れてるのか…。
アニキの圧倒的保護者感を感じつつ、ないくんの家に入れてもらう。
🍣「いらっしゃい! って、全員一緒だったの?」
🐇「さっきそこでたまたま会ったんよ!」
🍣「へぇ、仲良いなお前らw」
💎「僕たち仲良いもんねー!」
🦁「そうやな〜w」
なんていうほとけっちの後ろで俺はさっきのことでずっともやもやしていた。
そんな俺の右肩をとんとん、とたたいてきて、ふと振り返ると
🤪「どうした?体調悪い?」
とみんなに聞こえないように小声で声をかけてくれたまろちゃん。
きっとさっきっから俺が喋っていないから心配してくれたのかな。
でも…
迷惑かけたくない。
🐤「…だいじょ…」
🤪「嘘つけ〜、顔に書いてあるぞ。初兎先輩の事で悩んでますって。」
う…。
そんなあからさまだったのか、恥ずかしい…。
🐤「実はさっき…」
俺はさっきあったことを話した。
🤪「ふふ、大丈夫」
🐤「え…?」
🤪「後ろやったからみれなかったんよな?
俺が出てきた時初兎、耳まで真っ赤にしてたから。照れてたんやと思うw」
全然…見てなかった…
🐤「そう…なんだ…」
🤪「心配しなくても、初兎はお前のこと大事にしてるの目に見えてわかるから。それに…」
それに…?
🤪「今日のりうらの服や匂い、髪型。多分初兎、めっちゃすきやと思うw
あの情報でよくここまで頑張ったな。
初兎の為にこうしたって、いったれ?」
といって、頭を撫でてくれた。
🐤「ありがとう、まろちゃん。まろちゃんって、ほんと初兎先輩のこと詳しいよね…!」
というと、まろちゃんは一瞬目を少し大きくしてから、
🤪「…そうか?w1年一緒に居たからかなw」
という。
そして直ぐに、
🤪「やばっ、さっきりうらたちが買ってきてくれたもの、冷蔵庫入れるヤツ入れな!!」
🐤「あっ、忘れてたやば!」
と、2人でその場を駆け出し、キッチンへと向かうと、ないくんと初兎先輩がいた。
2人とも何かを話しているよう…
何も聞こえないけど。
声掛けにくいな…
🤪「もしかして、さっき買ってきてくれたやつ入れてくれてる?」
言ってくれてありがとう…((
🍣「うおっ!?びっくりした!
そうそう、入れといた!!」
🐤「そっか!初兎先輩、ないくん、ありがとっ!」
🍣「おう!」
🐇「へへ、どういたしまして〜っ」
今は…普通だ、初兎先輩。
良かった、普通に話せて…。
ここで安心する反面、
俺は、さっきのまろちゃんとの会話の「一瞬の間」が、気になってしょうがなかった。
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𝐍𝐞𝐱𝐭→♡&💬
コメント
5件
🤪ちゃんもしや🐇ちゃん好きだった?それともまだ好き?!いや〜ちょ〜気になりますね〜♪ 続き楽しみにしてます♪
うわ〜ここからどーなるんだろ? 一瞬の間、、白さんと青くんの関係は、、、 続き楽しみです!
やばい誰がしょさんのことが好きなのかわかんなくなってきた!? いや、りうちゃんのことが好きな人もいるのか、、!