わ〜い
今回もリクエスト答えていきます!
オメガバーズのじゃぱなお×シヴァさんです!
オメガバ…あんまりわからないとこあるので、もしかしたら違う所あるかも(汗)
今まで言うの忘れてたけどシェアハウス設定です!
多分シヴァさんってシェアハウス入ってなかったですよね…?
あと途中何人かキャラ崩壊してます
ではどぞ!
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シヴァside
シ「…よし、これで大丈夫かな」
俺は部屋を一通り片付けると、薬と水の入ったミニボトルが入ったカバンを持って階段を登った。
…この世には、『オメガバーズ』と言われるものがある。
生物学上の「男性」と「女性」に 加えて、この世の人間全員に振り分けられている「第3の性」…に近いもの。
それが、『α』『β』『Ω』。
Ω(オメガ)は1番割合が少ない性。
『ヒート』というものが3ヶ月に1回、3日ほどあり、その時にフェロモンを出す。
ヒートの時に襲われることが多く、男女問わず妊娠できる。
α(アルファ)は全てにおいて高い地位に属しており、Ωが出すフェロモンに過剰に反応してしまうらしい。
しかも、男女問わず妊娠させることができる。
β(ベータ)は1番多い割合の性。
Ωのフェロモンにも反応はせず、男女同士で結婚することがほとんどなので、まあ一般人…というものなのだろうか。
そして、俺はΩ。
他のΩと同じように3ヶ月に1回、3日ヒートがあり、フェロモンを出す。
そのためαに襲われる可能性が大いにあるが、まだその心配はいらない。
その理由が この薬。
この薬は『抑制剤』と言って、カプセル状のヒートを抑えることができる薬。
値段は高いし、メンバーにバレずに買わないといけないしで手間がかかるけど、ヒートを起こしてαに襲われるよりかはずっとマシだ。
シ「…ここでいっか〜」
俺は誰もいないことを確認してから、物置部屋の誰も知らない隠し場所にバックを置いた。
…俺はまだ、自分がΩだと言うことを誰にも明かしていない。
あぜなら、このシェアハウスには、2人のαがいるからだ。
じゃぱさんとなおきりさん。
他のみんなは…もしかしたらΩが居るかもしれないけどβと名乗っているので、まだ警戒を解いてもいいかもしれない。
でもじゃぱさん、なおきりさんというαが居る以上、俺がΩだということは絶対に隠さなければならない。
今はヒートを抑えることができてるし、みんなにはβと名乗っているので、バレることはないと思うけど。
シ「みんな呼びに行くか〜」
俺はそそくさと物置部屋から出て、みんなのいるリビングへ行く。
今日はいつもの打ち上げ…と言うことで、なぜか俺の部屋で酒飲みパーティをするらしい。
今日は前のヒートからまだ2ヶ月しか経っていないし断るのもめんどくさいので、Ωとバレそうなものだけを隠せるように部屋を片付ける時間だけもらって、みんなにはリビングで待ってもらった。
本当はリビングでしたいし、 薬も手元に置いておきたい。
でもみんなは駄々こねて諦めてくれないし、薬のパッケージには
『全世界のΩの信用を勝ち取りナンバーワン!!飲むとすぐにヒートが抑まっちゃう魔法のお薬♡』
…とか意味わからないことが書いてあったので隠すしかなかった。
シ「みんな〜!部屋片付いたよ〜!」
じ「酒!!酒!!」
の「じゃぱぱさんうるさい!」
俺がリビングのドアを開けると、そこに居たのは11人。
じゃぱさんは酒を飲みたすぎて叫んでいるのか、それに呆れたのあさんが叱っていた。
た「よっしゃ!シヴァさんの部屋行くで〜!」
ゆ「う…重い…」
ど「持てない…」
たっつんとゆあんくん、どぬは荷物係に任命されたのか、両手にはち切れそうなほど荷物がぎゅうぎゅうに入っているビニール袋を持っていた。
シ「大丈夫?俺が持とうか?」
俺がしんどそうな2人に手を伸ばすと、2人は首を振る。
ゆ「大丈夫…」
ど「早く部屋にぃ…」
シ「あ、うん」
目が死にかけで腕も震えている2人を心配しながらも、急いで俺の部屋に入れた。
ゆ「ッあ”〜!」
ど「疲れたぁ…」
2人ともかなり重かったのか、着いた瞬間に荷物を置いて床に転がる。
た「お前ら体力無さすぎやろ…」
たっつんは満更でもないような顔をして入ってくると、荷物を置いて準備し始めた。
の「私も手伝います!」
え「私も〜」
る「るなも!」
女子組3人も袋の中からお菓子や飲み物を取り出して、手際良く準備を進める。
う「酒だあ〜!!」
ヒ「うりうるさw」
う「あ、おい!」
目が輝いているうりが持っている酒を奪い、ヒロくんは机に置いた。
な「今日のお酒、いつものお酒よりアルコール度数高いですね」
も「うわ…誰だよ買ってきたやつ!」
もふくんはなおきりさんに渡されたお酒を見て驚くと、文句を言いながら机に置く。
じ「俺で〜すw」
も「じゃっぴかよ!」
もふくんはじゃぱさんの方を見ると、なおきりさんから追加でもらった酒を勢いよく渡した。
も「はい!手伝って!」
じ「え〜…」
も「え〜じゃない!」
シ「あ、あはは…」
これがいつもの光景。
まあそれがいい…んだけどね、うん。
た「よし!準備完了や!」
う「お!飲むぜぇ〜!!」
たっつんの一言で、再びうりのスイッチが入る。
たっつんは呆れながらも、女子組と一緒に飲み物を配り始めた。
ゆ「俺とるなはジュースだな…」
る「あとちょっとです!それまで待ちましょう!」
ゆあんくんの呟きに、るなは反応してゆあんくんの方に手を置く。
じ「CPKP〜!!」
「「「CPKP〜!!」」」
じゃぱさんを始め、みんな飲み物を口にする。
た「っはぁ〜!うめぇ!!」
な「やっぱ最高だなぁ!」
たっつんとなおきりさんはいかにもおっさんみたいなことを言うと、もう一口飲んだ。
俺も酒口に口を付けて一口飲む。
すると、少しぬるくなった酒が俺の喉を軽やかに通っていった。
…あぁ、やっぱりたまんねぇ。
じ「おらぁ!飲むぞぉ〜!!」
じゃぱさんがお菓子の袋を開けながら何口も飲む。
俺達も袋を開けて、談笑しながら酒を口にした。
じ「おらぁ〜!////もっと飲めよぉ/////」
た「俺もう無理やって〜//////」
3時間後。
からぴちの動画の時よりもやばい酔っ払いが完成した。
じ「ゆあんくんも飲めよ〜//////」
ゆ「お前未成年に飲ませる気か⁉︎」
じゃぱさんはゆあんくんの背中を叩くと、また酒を飲む。
ゆあんくんはじゃぱさんから即座に離れると、俺の横に座った。
ゆ「シヴァさん…これ大丈夫そ?」
シ「ん〜?////大丈夫!////」
俺も飲んでいるが、正気を保てるように一本ほどしか飲んでいない。
俺が口走ってΩって言ってしまうと本末転倒だからね。
な「シヴァさ〜ん!////お尻触らせてくださいよ〜!////」
シ「やだよ〜w/////」
俺は近づいてくるなおきりさんから離れると、すぐにうりを盾にした。
う「なんだよシヴァさ〜んw/////」
シ「うり助けて〜/////」
な「ばしお〜!//////」
俺たちを見て笑っているうりの周りを、俺となおきりさんはくるくる回る。
の「なおきりさんやめなよ〜/////」
る「そうですよ〜」
え「なんだよ〜/////」
なおきりさんを叱るのあさんとるなの横で、えとさんがなぜかキレていた。
ヒ「どぬ顔真っ赤〜w//////」
ど「えへへぇ/////」
も「www//////」
唯一平和な雰囲気を出していたヒロくん、どぬ、もふくんは、笑いながら肩を組んでいる。
じ「ゆあんく〜ん//////お菓子ちょーだい!/////」
ゆ「はい」
た「ゆあんくん!////俺にもくれ〜!/////」
ゆ「…はい」
う「俺にも〜w!///////」
ゆ「いい加減にしろよ!!」
ゆあくんくんは怒りをあらわにして地団駄を踏みながら、うりの方に個包装のお菓子を勢いよく投げた。
うりはそれを上手にキャッチすると、袋を開けてお菓子を口いっぱいに詰め込む。
な「シヴァ男〜!!//////お尻〜!/////」
シ「む〜〜り〜〜!!//////」
一方、さっきと変わらずうりの周りを周っている俺となおきりさんは、時々フェイントをかましながらずっと追いかけっこをしている。
しかし流石に目が回ってきて、俺達はその場に倒れ込んだ。
じ「大丈夫か〜w///////」
シ「目が〜!!!!/////」
な「うわぁ〜!!!!//////」
じゃぱさんが笑いながら俺たちのそばに来るが、俺となおきりさんは目が回っているせいで立てなかったので叫んだ。
も「ねぇうるさい〜!/////」
ど「お菓子あげる!//////」
もふくんは俺達の声に耳を塞ぎながら怒り、どぬは俺たちの方に駆け寄って来てお菓子をくれた。
シ「どぬありがと〜//////」
な「優しい〜!/////」
俺はお菓子を口に入れてもらうと、ゆっくりと立ち上がった。
なおきりさんも棚にお菓子を食べさせてもらうと、再び俺のお尻目掛けて手を伸ばす。
そして、俺のお尻に優しく触れた。
シ「ね〜ぇw/////なおきりさ〜ん!!//////」
な「あ”〜!!/////シヴァさんのお尻気持ちいい〜///////」
た「変態やんwww//////」
なおきりさんは俺のお尻を両手で触る。
たっつんは俺たちを見て爆笑しながら、お菓子を口に入れた。
る「もう1 時やん!」
の「ほんとだぁ〜//////」
るなが驚きながら言うと、のあさんがお酒を一口飲む。
た「もうそろそろ片付けようぜ〜//////」
じ「は〜い!/////」
すでに片付けに入っているたっつんに返事をすると、じゃぱさんも片付けをし始めた。
シ「缶どこの袋〜?/////」
ヒ「ここ!/////」
シ「ありがと〜/////」
俺はヒロくんにお礼を言いながら複数個の缶を袋に入れる。
その後も効率よく片付けをして、俺の部屋は始める前よりも綺麗に片付いた。
ゆ「シヴァさん今日はありがとう〜」
シ「全然いいよ〜/////」
じ「ばいば〜いw/////」
シ「は〜いw////ばいば〜い/////」
どんどんみんなは俺の部屋から出て行き、最後まで残っていたゆあんくんとじゃぱさんとも別れた。
シ「ふ〜っ/////」
今日は抑えたつもりだったけど、少し飲みすぎたかもしれない。
シ「早く寝よ〜w//////」
そう思い、俺はベッドに仰向けになる。
酔っていたからか、すぐに寝てしまった。
シ「ん〜…」
陽の光が目に当たって目が覚める。
すると、唐突に今日は少し気分が良くないと思ってしまった。
シ「昨日飲みすぎちゃったかなぁ…」
別に2日酔いでも無いので頭は痛くないけど、何かが気に食わないような、そんな気分。
シ「昨日何食べたっけ?」
昨日はグミとか飴とか、小さいものを食べた気がする。
その中に何か相性の悪いものでもあったのだろうか。
シ「まあいいや!ゲームしよ!」
どうせゲームでもしたら気分なんて晴れるでしょ!
そう思ってパソコンを起動しようと思った、その瞬間だった。
シ「ッう”⁉︎///////」
急に、脳が心臓が速く動いた錯覚を覚えた。
あ、これ知ってる。
ヒートだ。
シ「なんでッッ?///////」
今日はまだ2ヶ月目。
まだ前のヒートから3ヶ月も経っていないのに。
シ「抑制剤ッッ/////」
そう思って、いつもカバンを入れている棚を開けた。
シ「あれッッ?/////」
ない。
どこを探しても、薬の入ったカバンがない。
…そうだ。
シ「物置部屋の中だッッ//////」
昨日、みんなに見つからないようにって…。
シ「とりあえずッ///布団の中にッ/////」
みんなが入ってこないように、鍵を閉める。
そして、出来るだけじゃぱさんとなおきりさんに俺のフェロモンが届かないように、布団を被った。
シ「どうしよ…ッッ//////」
今までずっと抑制剤に頼っていたので、抑制剤がない時にどうすればいいのか分からない。
シ「あッ、ラ◯ンッッ//////」
αはともかく、βもΩのフェロモンには反応する。
しかも、俺が起きなかったら、絶対にみんなは来るだろう。
シ『ごめん!おれ、たいちょうくずしちゃったw』
シ『みんなにうつしたらおれがいやだからこないでー』
力を振りしぼって、布団の中で文字を打つ。
数分経ち、やっと書けたので送信した。
すると、すぐに既読がつく。
じ『え⁉︎大丈夫⁉︎』
の『シヴァさん全部ひらがなですけど…』
た『なんかいる?』
3人とも、俺の体調がどれだけ良くないのか分かったらしく、心配してくれてる。
でもバレるわけにはいかないので、あえて遠ざけるような発言をした。
『だいじょうぶ!なんもいらない!こないでね!ぜったい!こないで!』
遠ざける文にしては下手だけど、仕方ない。
シ「ッはぁッ////はぁッ/////」
呼吸が苦しくなって、本格的なヒートが始まる。
正直ここまでヒートを放置したことがないので、本当にどうすればいいのか全く分からなかった。
シ「ッ体がッ…/////熱いッッ//////」
布団を被っているせいでもあるだろうけど、異常なほどの体の熱さ。
今はご飯も水もないので、この熱さに耐え抜くしかない。
もし食べたり飲んだりしたいのなら、みんなが起きていない時間に抑制剤を取りに行く以外方法はない。
…おそらく、夜の3時にはみんな寝ているだろう。
そこまで早起きな奴もいないし、いくら遅くまで起きていても3時まで起きている奴もいないだろう。
それまで、我慢するしかない。
シ「ッ/////はぁッ/////がまんッ…ぅ//////」
心臓がバクバクなっている。
今は午前9時。
絶対にバレずに、18時間耐え抜かないと。
シ「ッま”たラ◯ン…ッッか”//////」
力が入らない手で、スマホの画面をスクロールする。
カラフルピーチのグループラインを見てみると3人以外も心配してくれていて、みんなから心配の声が届いていた。
ゆ『シヴァさん絶対大丈夫じゃないでしょ…』
ど『俺シヴァさんの部屋行ってもいいかな?』
う『シヴァさんがダメだって言ってるから行かないほうがいいんじゃね?』
え『うん、行かない方がいいと思うよ』
ヒ『ご飯とかはどうするの?』
な『シヴァさん食欲ありますか?』
も『なんか昨日悪いものでも食べたのかな…』
る『シヴァさん!るな心配です!病院行きましょう!』
シ「ッゔぅ”ッ//////」
顔がどんどん火照ってくる。
どうにかして返信しようとしても、うまく手が動かない。
それでも、時間をかけて返信した。
シ『きちゃだめだよwしょくよくないからいい!びょういんはあした!』
病院に連れて行かれようとして、フェロモンに反応されるのは絶対に嫌だ。
明日なら抑制剤飲めてると思うし、大丈夫だろう。
シ「ッ/////だい”じょぶッッ/////だい”じょッぶッ//////」
不安を打ち消すために、口に出して何回も唱える。
とりあえず、今日をなんとかして過ごそう。
そうして俺はラ◯ンでみんなを遠ざけ、布団にくるまりながら18時間という時間を過ごした。
寝てしまったら絶対に布団から出てバレてしまうので、寝そうでもなんとかして起きた。
そして 、やっと夜の3時。
シ「ッッ/////は”ッッ/////」
やっと、やっとだ。
これで、ヒートが抑えられる。
俺はゆっくりと布団から出ると、静かに鍵を開けた。
そして、ドアノブを持ってゆっくり開く。
酒飲みパーティの時とは違って、廊下は嘘のように静まり返っていた。
そして、絡まりそうな足取りでゆっくりと廊下を歩いた。
シ「ッッふ”ぅッ//////」
俺は荒い息遣いをみんなに聞こえないように抑える。
でもこの静まり返った廊下では、そんな息さえも響き渡った。
シ「…ッつい”た”ッッ/////」
俺はほっとしたせいか、物置部屋の前で座り込む。
これで、ようやく。
ヒートを抑えることが出来る。
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少し前
じゃぱぱside
じ「ん…?///」
夜の3時、俺は目覚める。
おかしい。
いつもならこの時間帯はぐっすりなのに。
なんでだ?
俺は疑問に思いながら、仕方なく体を起き上がらせた。
と同時に、俺の部屋の扉が勢いよく開く。
俺が驚く暇もなく、いきなりとんでもなく甘い香りが俺の脳を刺激した。
じ「…⁉︎/////」
なんだ、これ。
今まで嗅いだことのないような甘い香りがする。
じ「え…?////」
俺が混乱していると、俺の部屋のドアを開けた人が俺の名前を呼んだ。
な「ッじゃぱぱさん…ッ////」
なお兄だ。
じ「ッなお兄?///どうしてこk」
な「じゃぱぱさんッ///」
俺がなお兄に問いかけようとすると、なお兄は俺の言葉を遮って俺の名前を再び呼んだ。
な「ッなんか…///甘い香りしてません?////」
じ「うんッ///めっちゃするッ////」
なお兄の問いに俺は頷くと、なお兄は俺の手を引っ張る。
じ「⁉︎////なお兄…」
な「おかしくないですかッ?//」
俺が驚くと、なお兄が唐突に言ってきた。
じ「…ッ?//何がッ?//」
な「じゃぱぱさんも僕も今起きましたよねッ?///」
じ「…うんッ//そうだねッ//」
な「でも、僕とじゃぱぱさん以外誰も起きていないんですよッッ//」
じ「…!//」
確かに。
俺となお兄は起きているのに、他のみんなは全く起きていない。
それは絶対におかしい。
な「僕とじゃぱぱさんに共通してることってなんだと思いますかッ?///」
じ「…っと…///あッ!//」
俺はなお兄の問いに答えるべく答えを探したところ、一つの答えを見つけた。
じ「一緒のαだ…ッ///」
な「そうなんですッ///」
俺の答えに、なお兄は頷く。
でも、俺の頭には疑問が浮かんだ。
じ「…でも、俺となお兄以外βじゃなかったッ?//」
な「きっと、嘘をついていたんだと思いますよッ//」
俺の問いに、なお兄はすぐに答えた。
な「とりあえず、甘い香りがする方に行きませんッ?///」
じ「…それは…ッ襲うってこと?//」
俺はなお兄に恐る恐る問う。
なお兄は真剣な顔をした後、ゆっくり頷いた。
な「もちろんッ//僕達を起こしたんですから//」
そして、俺達は甘い香りのする方へと行った。
俺達は甘い香りの刺激に耐えながら、冷たい廊下を進んでいく。
ヒート中のΩの人にバレないように、足音を消しながら。
じ「ッ…///」
もちろん声も聞かせたらΩの人に逃げられるので、声を殺して近づいた。
「…ッつい”た”ッッ/////」
唐突に、曲がり角の先から誰かの声がする。
俺はなお兄と目を合わせて、同時に頷いた。
…この先にいる人が、Ωの人だ。
俺となお兄は曲がり角を曲がり、急停止する。
その先にいたのは…
顔を真っ赤にして座り込んだ、シヴァさんだった。
シ「ッへ”ッッ”“?////」
シヴァさんは俺達の立てた音に気づいてこちらを向き、目を見開いた。
シ「ッじゃ”ぱさん”となお”き”りさん”“ッ⁉︎////」
シヴァさんは体に力が入らないのか、その場に座り込んだままだった。
なるほどね〜…。
今日シヴァさんが俺たちを近づけなかった理由は、ヒートを起こしていたからだったんだ…。
じ「ッシヴァさん…ッ♡♡」
俺はシヴァさん逃さないように、バックハグをする。
シ「ッひ”ゅッッ”“…///あッ”///」
シヴァさんはヒートが抑まっていないからかすごく敏感で、服が擦れただけでも感じていた。
じ「ッすごぉ…♡♡♡」
シヴァさんのフェロモン…
めっちゃ興奮する。
シヴァさんのフェロモンを近くで嗅ぎながら、そう思ってしまった。
な「…シ〜ヴァさんッ♡♡」
俺がシヴァさんの匂いを嗅いでいると、次はなお兄がシヴァさんの顎を上げる。
シ「ん”ゅ”“ッ////」
な「夜中の3時なのに、何してたんですか?♡♡」
なお兄はシヴァさんと少し動いただけでキスをしてしまえるほど顔を近づけた。
シ「ッ////よ”くせい”じゃいを”“ッ///とり”にきま”したぁ”ッ////」
シヴァさんは呂律が回っていない口でなお兄に説明する。
なお兄はその返答に口角を上げると、獣のような鋭い目でシヴァさんのことを見た。
な「僕達…シヴァさんから出るフェロモンのせいでこんな時間に起きちゃったんです…♡♡♡」
いつものなお兄からは感じられないようなSっぷりで、シヴァさんを見つめる。
そして、なお兄はゆっくり口を開いた。
な「僕達を起こして興奮させた責任…取れますよね?♡♡♡」
シ「ッ…////ひ”ゃい”“ッ/////」
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はい!
前編書き終わりましたね!
結構時間がかかってしまった…
誰か1日で書いた自分を褒めてくれないか…
今回のちょっと張り切ったかもw
では後編で〜!
コメント
14件
めちゃくちゃリクエストしてるんですけどまたいいですか! リビングで🍗×🐸でやってたら女子組が帰ってる的な、、、! 他の男子メンバーは出かけてる設定がいいです!もしリクエスト受けてくれるならら忙しいみたいなので気長に待っておきます!

リクエストお願いします! STPRさんっていけますか!よかったらぷりっつさん×シヴァさんで!ぷりっつさんヤンデレでシヴァさんが別れよっていったら監禁されてそのまま犯されるお願いします!

リクエスト早速答えて頂いて嬉しいです😭 自分が思ってたりより、凄い癖に刺さるものが出てきてびっくりです👀 次回のも楽しみです😊