どうも猫丸です!!大変遅れてすみません!!今回は赤安の続きです!!ヤッて欲しいと言うコメントがあったので作りました!!なんでも許してくれる方だけ続きをどうぞ!!
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薄暗い夜の光に2人の影がうっすらとベットに差し込む。
春になり夏近くの暑さになる今の季節でも夜は肌寒い。
だが、今の2人は夏を超えるほどの暑さに身を包まれている。
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…あれからどれだけ経っただろうか。
赤井に押し倒され、色々抵抗したものの負け、身を委ねることを決めたのは何時だったか。
力な入らない瞼を持ち上げ、当たりを見渡すと使い終わったコンドームがベットのあちこちに転がっている。
つい最近、そろそろ無くなりそうだからと買い足したばかりのコンドームの箱にはもう数枚も残ってはいない。
体が鉛なように重く、指一本動かすどころか瞼さえ気を抜けば力が抜けシャッターアウトして意識が飛かける。
そんな姿になると赤井は左手の平で安室の頬をペチペチと叩き起してくる。
赤井のその手は「まだ終わってないぞ」と言うかのように安室の頬を撫でればまた腰を掴みゆっくり動き始める。
最初に比べたら勢いも減り乱暴さは無くなったが、その初めの荒さが安室の体を極限まで敏感にさせた。
その為少しの刺激でも安室は簡単にイッてしまう程の快感を得ていた。
「ぁっ…んぅ、あか…いッ、まっ…」
もう既に何度もイッている安室の体力は限界を超えていた。
“骨まで食うことになるぞ”
まったくその通りだ。
まるでとった獲物を逃がすまいと噛み付き、離すことなく食い尽くしていく。
最初は暴れる獲物も食われて行くうちに抵抗できなくり、大人しくなった獲物を次はゆっくりと味わって食べていく。
まさに今その状態だ。
腕をまるでひっくり返ったカエルのように大きく開き、目は力が抜け半目で、飲み込みきれなかった唾液が口の隙間から垂れ落ちている。
そのクタクタになった獲物を見ると、もっと食べてしまいたくなるのは肉食動物の本能だろうか。
でも間違いなく赤井秀一という肉食動物は本能だろう。
ゆっくり腰を引き、ギリギリまでいくとまた深くゆっくりと肉壁を撫でるように赤井が入ってくる。
奥にいき、抜こうとすれば行かないでと言うかのように赤井のをキュッと肉壁で締め付ける。
「っ…そんなに締め付けないでくれ」
そう言われて安室の意思ではどうにもならない。
安室自身、もう何度もイッてクタクタになり今すぐにでも夢の中に入りたいと言うのにこんな赤井を誘うようなことはしない。
だが、この快感に安室の意思ではなく体が勝手に反応してしまう。
“体は正直”と言うのはこの事だろう。
体がもっとして欲しいと言う、それは赤井にしか聞こえない言葉だ。
手前の前立腺を擦ると小さい声でぁっ、んっと鳴き、奥を攻めればまるで電流が流れたかのように悲鳴を上げ体を跳ねさせる。
その姿がたまらなく可愛い。
最初の意地っ張りの姿も最高だがされるがままの姿は別の好奇心が湧く。
最初はどうやってその意地を壊すかを考えている。
そしてお決まりの「さっきまでの意地っ張りはどうしたんだ?」と言う。
今はどれだけ目の前にいる可愛い生き物を甘えさせ快楽を与えるかだ。
そんな中でも少々この場面で悪戯をしたくなるのは赤井だけなのだろうか。
安室の顔を伺いながらわざと良いところをずらしす。
内壁がビクッと痙攣をすると赤井は動きを止める。
イかないように、寸止めで止める。
「っ…、ぁっ…ん?」
流石の安室も違和感に気づいた。
そして少し顔を顰めると涙で濡れた綺麗な瞳で赤井を見る。
どうしたんだ?。
そう赤井が言うと綺麗な瞳がカッと鋭い目をした。
「わざと…だろっ…」
「何がだ?」
ニタリと揶揄うようにそう言うと相変わらず良いところを避けながらゆっくりと動く。
言ってくれないと分からない。
そう言うように全身を使ってねちっこい動きを続ける。
「あっ…も、、、っ」
安室は遊ばれてる苛立ちで赤井の胸ぐらを掴み引っ張るとぐいっと顔を近ずけた。
「ちゃんと…やれ、バ、カっ」
「おいおい、さっきまでクタクタだったのにその力は何処から出てきたんだ」と言わんばかりに苦笑いをする。
とろけてる顔からは矛盾する言葉を発した安室は魂が抜かれたかのように再びベットに吸い込まれた。
「少し口が悪いんじゃないか、零くん」
本当なら素直になるまで続けたいが赤井は赤井で我慢が効かなくなってきた。
仕掛ける側もやられる側も案外思っていることは似ているのかもしれない。
安室の両腕を掴んでぐっと引っ張ると体が浮き自分の体重で一気に奥まで入った。
「ひっ?!…あっ、!!ッ〜〜〜!!」
甲高い声をあげた後声にならない悲鳴をあげビクンっと体を跳ねさせた。
しばらく痙攣が続き落ち着いたことを確認すると再び荒く動き出す。
一つ一つの動きに体が反応し、腹は白い精液でびしょびしょに濡れていた。
向きを変え先程とは違う所を狙う。
また違う感覚に甲高い声から漏れ出る新井息遣いと突くような小さい声に変わった。
ゆっくり何かがはい上るような感覚と沸騰するような熱さで頭がおかしくなる。
「あっ…も、やめっ…」
「骨まで食うと言っただろ?」
安室くんは何か勘違いをしているようだ。
きっともう食べる所なんてないと言いたいのだろう。
だがまだ食べる所はあるよ。
心の中でそう呟き自然と口角がスっと上がる。
赤井は安室の左足を肩に置き、ぐっと前に体重をかける。
ビクンっと安室の体が跳ねる。
赤井のがぐっと奥に押し付けられ内臓が押される。
息が詰まり上手く呼吸ができない。
お腹から枝分かれする様にビリビリと電流が流れる。
安室の頭に3文字の言葉が浮かんだ。
“ヤバい…”
何がヤバいのかうまく説明ができない。
でもヤバい事だけは分かる。
これ以上食われたら自分が分からなくなる気がする。
よく分からない。
自分の発する声に「あっ?、は、?」っとはてなが付く。
内蔵の圧迫のせいか目が閉じれない。
赤井の顔が真横に来た時腹の中がぐにゃっと動いた。
「んい”っ?!!」
発した事のはい悲鳴が赤井の耳元で鳴くと「ゆっくり息をしろっ」っと熱い息を漏らしながら小声で言った。
はぁーはぁーと目を開き大きく開けた口で息をする。
こうしないと死んでしまいそうな程の圧迫に目からはポロポロと涙がこぼれる。
壊れてしまったロボットのようにガタガタと震え、あ、あ、と短い悲鳴を上げ続ける。
その姿に赤井は優しく甘いキスをした。
泣く赤ん坊を宥めるように、優しく。
その甘く優しいキスに安室はもがきながらも赤井のキスに溺れた。
唇が離れ、生暖かい息が空間に馴染む。
「好きだ…零」
安室はふと思う。
自分をこんなにぐちゃぐちゃにするのも、キスも好きと言ってくれるのも、名前を呼んでくれるのも、こんな顔を見れるのも。
僕だけか感じられて、僕だけが見れる赤井の姿なのだと。
赤井は僕だけの肉食動物で、僕は貴方だけの草食動物だ。
「僕も…好きです」
この言葉を言うのもきっとこの先ずっと、目の前にいる人だけだろう。