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その日
照〈あのさ、チョコケーキの件なんだけどさ、ふっかにバレちゃって、俺も行く！絶対行く！とか言って聞かねーんだよ。連れてってもいい？〉
と連絡がくる
ふっかにばれちゃったのね笑
なんか、画面の向こう側で
困った顔をしている照くんが想像できて、
1人で笑ってしまう
〈全然いいよ笑じゃ、優里も連れて行こうかな〉
照〈うん。俺は全然おっけ。まじでごめんな？〉
〈大丈夫だよ。みんなで行ったら、美味しいものたくさん共有できるし、シェアできるし！いいこといっぱいだよ〉
照〈ありがと。今度は2人で食べ行こ〉
って…‼
また、次も会ってくれるの？
嬉しすぎる笑
それから、私は優里に連絡取ると、
行く行く！
って、いつもより噛み付きがいい。
優里の好きな人って誰なんだろ～
とか、考えて、
ふっかから来たメールを思い出し、
何も考えないでおこうと思った
もし、
本当にもしも、
優里の好きな人が照くんだったら、
私は彼女に勝ち目なんてあるのかな
とか、らしくもないことを
考えてしまった。
こんなこと考えるのはやめよう。
というか、なんで私がこんなに
もやもやしてんの？
なんで照くんを優里に取られるかもとか思ってんの？
わかんない。
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