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僕は一グループ目だったから、最初にお風呂に行くことになった。

特にこれ、と言った会話もなく、大浴場へと向かうと…

「うわぁぁぁ」

思わず歓喜の声が漏れる。

そう、大浴場は僕の想像の斜め上どころのサイズじゃないくらいに大きかったのだ。

国木田さんもお風呂は好きみたいで、いつもの調子だったら、ご飯の時間もあるから、とか言って急かしてきそうなのに、まったりとシャワーを浴びていた。

僕も温泉、楽しまないと。

そう思って僕もシャワーを浴びに向かった。


シャワーを浴び終わると、乱歩さんがお風呂後はコーヒー牛乳や、いちごミルク、フルーツ牛乳が定番だと言っていたのをふと思い出し、少し鏡花ちゃんを待って、二人で行くことにした。

温泉から出てきたところの鏡花ちゃんに声をかけて、誘ってみると鏡花ちゃんも気になっていたのは同じなようで、

「敦、行こう」

といつもより少し早足で歩き出していた。

「待ってよ、鏡花ちゃん」

僕も楽しみな気持ちを抑えきれずに少し早足で歩きだした。


「ええっとー御休み処は…」

地図を二人で覗き込むと、ちょうどこの一つ上のフロアにあることがわかった。

社長と乱歩さんが御休み処の話をしていたから、いろいろ飲み物があるのはここで間違いがないだろう。

そして、階段を登った先…

「あ、あれ!」

僕が言うと鏡花ちゃんもコクコクと頷く。

そう、自販機が見えたのだ。

僕たちは思わず駆け寄る。

しかし、其処には予想外の人がいた…

「あれ、──さん?」

太宰さんがもし元ヤンだったら…?

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