書かなきゃいけないことを一つ書き忘れていたことに気がついたので、ここに描いておきます。
太宰さんは原作より若干髪が長めで常に耳が髪で隠れている状態、という設定が抜けてました…
本当にごめんなさい
では、どうぞ!
「太宰、さん?」
あれ、太宰さんは二グループ目じゃなかっただろうか…?
ならなんでお風呂に入っていないのだろう…?
そんなことを考えていると、ふと太宰さんが言った。
「あれ?敦くんに鏡花ちゃん?どうしたの?」
「飲み物を買いに来た」
その言葉に太宰さんは僅かに苦笑を浮かべると呟くように言った。
「矢張りそうだよねぇ」
ふと気になって、
「温泉入らないんですか?いい湯でしたよ」
そう聞いてみると、少し太宰さんは考え込むような顔をした後言った。
「君たちならいっか、よし、話そう。
だけど、これは他の人には言っちゃいけないよ…?」
そんな重大な秘密なんだろうか…
そういうと、太宰さんはゆっくりと髪を耳にかけた。
その時だった。
衝撃の物が見えたのは──。
そう太宰さんの耳にくっきりと開いた数個の穴。
パッとみた感じでは片方だけで5個はゆうに超えていそうだ。
「幼い頃にやんちゃをしていてね、よくこう言うことをやっていたのだよ。
あと、銭湯は刺青厳禁だし、毎回入れないのだよ。
乱歩さんと話していたのはそれ」
そう一息に言い切ると少し何かを嘲笑うように、ゆっくりと太宰さんは笑った。
聞き終わって、飲み物を買って部屋に戻って…
太宰さんの秘密を一つ知った、あんなに知りたかったあの人の秘密を一つ知れたのにこんなに気乗りしないのはなぜだろう、ふと部屋についてそう思った。
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続き待ってます!!